世界教会協議会（WCC）第９代総幹事に、南アフリカ出身のジェリー・ピレー氏が就任した。WCCサイトが伝えた。南部アフリカ統一長老派教会(UPCSA)牧師で、プレトリア大学神学・宗教学部長。

2月17日の就任説教では、今日の教会が「政治権力、経済利益、名声、人気に左右」されやすいと指摘し、「社会に影響を与えるどころか、社会が教会に影響を与えることを許している。アイデンティティーの危機だ」と述べた。「イエス・キリストにおける神の恵みと救いの愛を世界に宣言」する教会の目的を確認した上で、まず教会同士が和解し、「不正、戦争、生命と地球の危険に直面し、預言的な証しを取り戻すこと」を勧めた。

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