「第60回首都圏イースターの集い」(同実行委員会主催)」が4月16日、東京・新宿区百人町のウェスレアン・淀橋教会で開かれた。


救世軍ジャパン・スタッフ・バンド
当日は救世軍ジャパン・スタッフ・バンドの演奏、淀橋教会聖歌隊の賛美があり、ゲスト賛美としてウクライナ出身のオペラ歌手オクサーナ・ステパニュックさんが登壇。平和の願いを込めてウクライナ歌曲「キーウの鳥の歌」、「主の祈り」(マロッティ作曲)を、「ヴェニスの謝肉祭」では、「神様がくだった」というソプラノの中でも高音域であるコロラトゥーラソプラノの歌声で会衆を魅了した。


ウクライナ出身のオペラ歌手オクサーナ・ステパニュックさん
続いて大嶋重徳氏(鳩ケ谷福音自由教会牧師)がヨハネ4章3~29節から「生き直すことのできる命の水」と題してメッセージ。「サマリアの女には5人の夫がいた。彼女は自分の渇きを満たしてくれる人を求めていた。イエス様は、その彼女とヤコブの井戸で出会ってくださった」


大嶋重徳氏
「イエス様は彼女に、もう渇かなくていいように、私があなたの泉となる、と言われた。その言葉を聞いた彼女の中から、命の水が涌き出てきた。今日、イエス様は私たちの生きづらさ、しんどさ、弱さ、痛み、罪の部分に触れて、出会おうとされる。今まで目をつぶってきた闇の部分に触れようとされる。そして、もう空しい、悲しい人生に戻らなくていいように、イエス様ご自身が命の泉となってくださる。復活の主は、今日、あなたと会ってくださる」と語りかけた。
【中田 朗】

2023年04月30日号   02面掲載記事)