アフガニスタン西部のヘラート県で10月7日に発生したマグニチュード6.3の地震は、同地域に壊滅的な被害をもたらした。10日現在、ヘラート県の11の村で1023人が死亡、1663人が負傷したとの報告があり、この地域の家屋100%が全壊。516人(男性203人、女性213人)が行方不明。より遠隔地の被害状況が明らかになれば、今後、被災者の数はさらに増えることが予想される。

また、行方不明者の捜索や負傷者の応急処置に加え、家屋を失った人たちの避難生活を支える必要がある。ヘラート県では11月から本格的な冬の到来を控え、この冬をどう乗り切るかも喫緊の課題だ。

特定非営利活動法人CWS Japanは現場入りした現地パートナーと共に被災地域での情報収集を開始し、早急に緊急的な支援ニーズに対応するとともに、冬を乗り切るための支援を展開する予定だ。寄付は以下のサイトから。
URL: https://www.kifukara.jp/form/cwsjapan/once/
CWS Japan公式サイト: https://www.cwsjapan.org/

2023年11月05日号   02面掲載記事)