1月28日、日本基督教団室町教会(京都市上京区)において、連続講演会「大阪・関西万博を考える-メガイベントはもういらない-」の第1回が開催されました(日本基督教団京都教区「教会と社会」特設委員会・兵庫教区社会部・大阪教区社会委員会の共催)。講師は東京から、いちむらみさこさん(反五輪の会メンバー)をお招きし、「排除」[感動ビジネスと生活破壊―OLYMPICS KILL THE POOR]の主題で、お話をうかがいました。

日本基督教団室町教会で

「オリンピックだから仕方がない」といったムードが広がる中、野宿者や貧困層の生活が破壊され、深刻な環境破壊が展開されていく様子をリアルに伝えてくださいました。

そのお話を受けて、堀江有里さん(日本基督教団京都教区巡回教師)が対話者として登壇。オリンピックから万博が用意されていく歴史的経緯と繰り広げられる排除の問題点が話し合われました。

対面とオンライン合わせて、84人の参加者がありました。

今後この講演会は、第2回「環境」[「SDGs万博」の欺瞞を暴く―自然と人間の新たな転換に向けて](講師:村澤真保呂さん)が2月25日に宝塚教会で、第3回「歴史」[虐げられた者たちの声を聴け―大阪・関西の博覧会史を掘り起こす](講師:原口剛さん)が3月20日に東梅田教会で、いずれも午後3時から開催予定です。

問い合わせ、申し込みはasano_kenichi@muromachi-church.org(室町教会・浅野献一牧師)まで。

(レポート:鳥井新平=近江平安教会牧師)