オープニングの様子

2050年を見すえ、世界最大規模で宣教を考える、第4回ローザンヌ世界宣教会議が9月22日から韓国仁川の松島国際会議場で始まった。大会テーマは「教会はともにキリストを伝え示そう」。世界から約5千人が集い、「使徒の働き」を開き、賛美、礼拝、祈りを共にしながら、宣教課題を共有していく。今回、オンラインでも双方向的な参加が出来る「VX」も導入され、現地参加者以外も各地から集会にアクセスしている。大会前から多くの情報がオンラインを通じて共有され、大会後の継続的なコラボレーションも期待される。

会場全体を取り囲むような巨大なスクリーンに、宣教のイメージが次々と映し出され、会議は開幕。ダンス、韓国の賛美グループ、合唱、オーケストラ、アイリッシュスタイルの賛美、韓国の伝統楽器、デジタル演出などでこの貴重な会議を祝った。

22日開会式では、開催地韓国準備委員会代表のイ・ジェフンさん(オンヌリ教会主任牧師)が韓国、仁川から世界宣教の歴史を総覧、宣教の現在地とこれからの課題を示した。世界ローザンヌ運動総裁のマイケル・オーさんが、多様な宣教課題に協力する意義を強調した。

会議は28日までの7日間。聖霊、宣教共同体、迫害、職場、リーダーシップ、地の果て、といったテーマで聖書講解や主題講演。25の課題ネットワークごとの集会、そのほかの集会、自主的な集会も開かれる。

 

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