ソウル宣言発表 7つの宣教的神学見解を集約 ローザンヌ運動
第四回ローザンヌ世界宣教会議が開幕し、ソウル宣言が発表された(lausanne.org/statement/the-seoul-statement)。世界のリーダーたちへの傾聴や「大宣教命令の現状報告」を踏まえ、ローザンヌ神学作業部会が7つの見解に集約した。
過去の宣教会議で出された、ローザンヌ誓約(1974)、マニラ宣言(1989)、ケープタウン決意表明(2010)を引き継ぐ、世界宣教における歴史的宣言となる。
報道関係者向けの発表会で、同会議ディレクターのデイビッド・ベネットさんは、「過去の3つの会議の文書を踏まえつつ、過去にない、宣教のために残された領域は何かに重点を置いた」と述べた。
7つの見解の各項目は以下の通り。Ⅰ.福音:私たちが生き、語る物語、II. 聖書:私たちが読み従う聖典、III. 教会:私たちが愛し、築き上げる神の民、IV. 人間:創造され回復された神の似姿、V. 弟子としての生き方:聖さと使命への召命、VI. 諸国の家族:私たちが平和のために支援する紛争の当事者である人々、VII. テクノロジー:私たちが見極め、管理するイノベーションの加速。
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