【沖縄だより】教職、役員、スタッフに~感謝を込めた交流の企画~ 「ゆいまーるの喜びを」
「ゆいまーる」とは沖縄で「助け合い」「絆」といった意味で使われる言葉です。教会の歩みを支えてくださる方々への感謝の思いを形にしたい、との願いから今回の企画が行われました。
沖縄バプテスト連盟(OBC)では、5か年中長期ビジョンとして「恵みと喜びに生きる ゆいまーるファミリーに!」というテーマを掲げ進んでいます。
今年度の活動目標「教会間の交わりを深める」活動の一環として、11月4日にOBCが所有する修養施設北山荘を会場に、「OBC感謝会」が開催されました。参加対象は、牧師、伝道師、宣教師、役員、スタッフと限定し、教会を支えてくださる兄弟姉妹への感謝を表すとともに、参加者同士で、日頃の喜びや悩みを分かち合う事でゆいまーるファミリーとして共に祈り、つながりを深める事を目的に行われました。
これまでも、2年に1回は開催されてきましたが、コロナ禍での中止を経て、実質的に5年ぶりの開催となりました。最初に礼拝から始まり、主への感謝を表した後、各部門に分かれての意見交換の時間を持ちました。部門は総務、財務、伝道、教育、奉仕と働き別に大まかに分かれて行い、それぞれの教会における取り組みや祈りの課題を分かち合いました。この時間が大変好評で、多くの方々から新しい発見や気づきがあったとのお声を頂きました。そのような分かち合いをした後に、そのグループのままバーベキューメニューの昼食の時間がもたれ、更にそれぞれが心を開いた交わりがもたれました。
印象的だったのは、規模や性格が違う教会の牧師や信徒同士が、互いの思いや考えを分かち合う場面です。様々な方々と交わることで、新しい祈りのつながりがもたれ、ゆいまーるの喜びの広がりを感じさせるものでした。
この企画を通じて、教会を支える一人ひとりの存在がどれほど大切であるかを改めて実感しました。それぞれの奉仕や祈りが、教会の豊かな恵みの土台となり、神の愛を広げる原動力になっていることに感謝しています。そして、互いに感謝の思いを分かち合う中で、神の愛の豊かさを共有する喜びを深く味わうことができました。
「感謝と祈りを分かち合う」というこの企画を継続し、今後も教会間の交わりが深まり、恵みと喜びに生きる 「ゆいまーるファミリー」として、沖縄の宣教のために共に協力し、仕えていきたいと思います。
(レポート・石原信義=沖縄バプテスト連盟副理事長)
(2024年12月22・29日号 16面掲載記事)