全国から支援 能登に結集
1月1日に大地震が発生した石川県・能登半島に、全国のキリスト教団体からも支援が続々と集まった。

5月23、24日に行われた「能登半島地震支援のための代表者の集い」(キリスト全国災害ネット主催)には、全国各地の教会、救援団体の代表者らが参加。現地を視察し、輪島市の「朝市通り」の焼け跡で祈りを一つにした。

1月17日の夜、東京・渋谷の中心街、道玄坂で。救世軍は街頭募金活動「社会鍋」で、義援金を募った。

ブロック塀を電動カッターで切る「LOVE EAST」のボランティアたち(写真提供=ハンガー・ゼロ)
日本へ 世界へ ひろがる宣教協力


世界最大規模で宣教を考える「第4回ローザンヌ世界宣教会議」が9月、韓国・インチョンで開かれた。大会テーマは「教会はともにキリストを伝え示そう」。世界約200か国から約5,400人が、日本からも約90人が参加した。世界各地の多様な宣教課題が共有され、聖書講解、主題講演、分科会などを展開。2050年に向け、競争でなく協働による宣教拡大が期待される。ローザンヌ神学作業部会により「ソウル宣言」も発表された。

ローザンヌ運動の若手リーダーのための大会「日本YLG2024」が3月に埼玉県で開催された。1か国単位での開催はこれが初。参加者らは「旅友グループ」での交わりと学びを、大会後も継続している。

昨年の「第七回日本伝道会議」後の活動として、日本福音同盟宣教委員会と三重開催地委員会が共催する「宣教フォーラムMIE・2024」が10月に開催された。「三重で出会える宣教協力」を大会テーマに掲げ、地域単位の宣教協力や、日本の教勢の未来が論じられた。

フランス・パリで行われた夏季オリンピック・パラリンピック大会に合わせて、「プレイズフェス」が開催された。世界各国からクリスチャンアーティストらもパリに集まり、路上パフォーマンスやトラクト配布が行われた。
伝える信仰の言葉

花の詩画作家・星野富弘さんが4月28日に逝去した。2024年中は記念出版、記念コンサートなどが相次いだ。写真は、6月に富弘美術館(群馬県みどり市立)で開かれた「お別れの会」で挨拶する妻・昌子さん。

「幸せなら手をたたこう」作詞者の木村利人さんを描く伝記『漫画幸せなら手をたたこう誕生物語』出版記念シンポで、肩をたたき合い歌う参加者ら。壇上左端が木村さん。

7月に発行開始した新五千円札の顔は、津田梅子。フォレストブックスから『梅子と旅する。―日本の女子教育のパイオニア―』が刊行された。
