スリランカでは、11月27〜29日にかけてサイクロン「ディトワ」が発生し、洪水や家屋倒壊など深刻な被害が広がっている。12月3日時点で死者479人、行方不明350人、約4万5,000戸の家屋被害が報告されている。以下は、スリランカの教会開拓運動「キトゥ・エヴァナ・ミニストリーズ」創設者で、11月に東京・豊島区駒込の中央聖書神学校で開かれた「アジアンアクセス・ジャパン大会2025」の講師でもあるエイドリアン・デヴィッサー氏の便りから。
「⽶国での6週間を終え、喜びと期待に満ちて帰国した。主が過去数年間に成し遂げてくださった働きを基盤とし、主と共に奉仕をさらに⾼みへ導きたいと切望していた。祈りの中、神が御霊を御⺠に注がれる準備をなさっており、私たちが⼤いなるリバイバルを⽬撃すると深く確信した。 この啓⽰をスタッフと分かち合うと、彼らは信仰と信頼をもって受け⼊れてくれた。だがその数⽇後、私たちの確信は揺らいだ。突然、何の前触れもなくディトワサイクロンが襲来し、我が国は歴史上かつてない壊滅的な被害に⾒舞われたのだ」
これは2004年にスリランカを襲った津波よりも甚⼤な災害となる可能性がある(津波は沿岸地域に限定されたが、洪⽔は全国に影響を及ぼしている)。被害の全容はまだ把握できていないが、政府メディアの報道によれば、これは我が国史上最悪の災害の⼀つである。
「しかしこれで終わりなのか? 今朝、私は完全に打ちひしがれて主の⾜元に座り込んだ。すると主が私に
語りかけてくださった」。救いを確信させてくださった神は、私の注意をガリラヤの海で弟⼦たちが遭遇した嵐へと向けさせた 『向こう岸へ渡ろう』と。しかし旅の途中で、彼らを皆殺しにしかねない猛烈な嵐が起きた。
- サイクロンが警告なく我が国を襲ったように、弟⼦たちも⾃信を揺るがす嵐に不意打ちを⾷らった。
- イエスはすでに⽬的地を宣⾔されていた。嵐は御⾔葉を無効にしなかった。むしろ、御権威が明らかにされる場となったのだ。
- ⾈にはイエスが共にいた。私たちの状況には、御霊が私たちと⺠と共にいる。
- 嵐は啓⽰の舞台となった。弟⼦たちはかつてない形で主の⼒を⽬撃した。同様に、私たちが直⾯する荒廃こそが、復興が湧き出る舞台となるかもしれない。
「たとえ旋⾵が私たちの地を襲い荒らしても、神の約束を引き裂くことはできない。揺さぶられたものは再建され、壊れたものは癒され、荒廃したものはまさに復興が湧き出る⼟壌となる。御霊が注がれ、廃墟のただ中で私たちは神の栄光を⾒るだろう」
荒廃の中から、神はしばしば刷新を⽣み出される。砕かれた⼼は御臨在への渇きを⽣む。 神の恵みによって、教会を救済の場であると同時にリバイバルの場へと⾼めたい。物質的必要を満たしつつ、永遠の希望を指し⽰す場所となるために。
D・L・ムーディによる復興に先⽴つ⽕災を思い起こす。1871 年のシカゴ⼤⽕災は彼の教会、⾃宅、そして彼が建設したYMCAビルを焼き尽くした。この出来事はムーディにとって決定的であり、後に「この⽕事が私の誇りを焼き尽くし、新たな使命感で満たされた」と語っている。この災害に揺れる我が国に変化をもたらすため、皆様の⽀援を懇願する。
皆様の財政的⽀援と祈りに深く感謝する。今この時、私は重い負担を背負い、展開した事態への深い衝撃を否定できない。しかし、この壊滅的な状況の中にあっても、これが神の偉⼤な御業の始まりかもしれないと確信している。破滅のように感じられるものが再⽣の⼟壌となり、喪失のように⾒えるものが復興への⼊り⼝となるのだ。御霊は不在ではない。御⾃⾝がこれまで⾒たこともない⽅法で注がれる準備をしておられる。
