生き方としての「本屋」 「本屋」の存在意義④

前回

「本屋」の存在意義③ 書店自ら本を選びたい
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 個性豊かな40の本屋が集った「二子玉川 本屋博」は、東急・二子玉川駅出てすぐの屋根付きの半屋外広場ガレリアで1月31日、2月1日に開催された。2日間で3万人以上が来場した。

 駅を出ると、本棚をうずたかく重ねたオブジェと、本を満載にした2台の本屋バス(BOOK TRUCKとVALUE BOOKS)が迎えた。その向こう側には、各本屋のブース。絵本や海外の本に強い店、猫や花など特定のテーマに特化した店などバラエティーに富む。売り方も様々だ。キーワードだけを本のカバーに書いたもの、好きな香りを選び、そのイメージに合った本を提供する、などゲーム的な趣向も凝らされていた。店員と語り合うお客たちの様子も印象的だ。食べ物屋台、印刷や紙のワークショップ、音楽やトークのライブもあった。

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