【神学校特集】見捨てない神に立ち返る道 東京神学大学


東京神学大学
学長 神代 真砂実

 伝道献身者の減少は、他の神学校においてと同様、東京神学大学においても見られる厳しい現実です。世紀の変わり目の頃、本学には学部だけでも70余人の学生がいましたが、現在は30人台半ばであり、これに大学院修士課程に学ぶ者の数を加えても60人にしかなりません。そして、こうした神学校の危機は単に神学校の問題であるばかりではなく、そこに教会の危機が反映されているということを忘れるわけにはいきません。

 しかし、聖書の信仰を踏まえるならば、危機は必ずしも窮地ばかりを意味するわけではありません。むしろ、それは事態の大きな転換点、あるいは決定的な分岐点を意味すると考えるのがよいでしょう。――それでは、その分岐点において私たちは、どのような道を選びとるのがふさわしいのでしょうか・・・

 

(次ページで、信じること、希望に、について、約1000字)