今回は、二つの事件事故について考えたい。一つは、「寺社連続油被害事件」である。これは、2015年から17年にかけて、各地の寺社の国宝や重要文化財などに油がまかれた事件である。当時大きく報道され容疑者男性に逮捕状も出されていたが、今回ようやく逮捕に至った。
この男性は、アメリカ在住のキリスト教系宗教団体の人物と報道されているが、いわゆるカルトや異端ではない。事件発覚前は、何度も来日し諸教会でメッセージを語っていた。極端な言動やカルト化の指摘もあったが、立派な医師、尊敬される宗教家ともされてきた。悪意ではなく信仰による清めだったのだろう。しかし、社会的に許される行為ではない。
二つ目は、先月発生した「辺野古沖・船転覆事故」である。小型船2隻が転覆し、乗船していたのは、修学旅行中であったキリスト教系高校の生徒18人と乗組員3人だった。このうち女子生徒1名と船長の男性1名が亡くなった。現在、業務上過失致死傷、さらに海上運送法違反の疑いで捜査が行われている・・・
(次ページ[下部ボタン]で、善意と社会的なあり方について考察します)
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