メタバース

東京・豊島区にある認定こども園 要町保育園（野澤菜奈園長）は12月6日、日基教団・要町教会がメタバース空間内で運営する「ホリベル教会（Holly Bell Church）」と連動し、クリスマス会を開催した。要町幼稚園の認定こども園移行１０周年記念、ホリベル教会のオープニングセレモニーも込める。 ホリベル教会と連動したクリスマスコンサートの様子 メタバースとは、インターネット上に構築された三次元の仮想空間のこと。当日は、その空間に設置されたVR（ヴァーチャルリアリティ）の教会を複数のプロジェクターで投影した。最初に野澤園長がメタバースから挨拶。「今日はメタバース空間内にあるホリベル教会と、リアルにある要町幼稚園がシンクロして一つのクリスマスミニコンサートを開催する企画。メタバースから参加の皆様もリアルから参加の皆様もぜひお楽しみいただきたいと思います」 （次ページで、メタバースとリアルの集会の模様、メタバース教会の成り立ちや反響など） 最初に、ユーチューバーのヴィッキーさん（ヴァーチャルシンガー）が、「オーハッピーデイ」を、スイートな歌声で歌った。その後、野澤さんはメタバースから歌の意味を説明。「オーハッピーデイはハッピーな日だけれども、なぜハッピーかと言うと、イエス様が私の罪を洗い流してくださったから。だからハッピー、こういう素敵なゴスペルの賛美です」。園児父兄ほか多くの人々による支えのもと、認定こども園を10年間続けてこられた感謝も述べた。続いて、ヴィッキーさんと会場の参加者一緒に「オーホーリーナイト」を賛美。ここでホリベル教会との共演は終了し、園児たちによるキャンドル礼拝、クリスマスページェントへと移った。 ヴィッキーの歌声に聴き入る参加者 ホリベル教会は、クリスチャンのコミュニティスペースとして11月にオープン。庭（ガーデン）と鐘、説教台とステンドグラス、聖餐台、洗礼槽など、メタバース内にリアルな教会を再現。礼拝やデボーションをVRで体験できる。 きっかけは、昨年の国会クリスマス晩餐会で、野澤さんとメタバース空間でのライブイベント運営などを手掛ける株式会社STAR Collection CFOの緒咲佳子さんが、出会ったことから。「昨年のclusterアプリのカウントダウンに14万人が参加した。クリスマスや大晦日に一人ぼっちな人たち、信仰はあるけれど教会から離れてしまった人たちが、メタバースのイベントにはやってくる。福音を聞き信仰生活を送ることが許されない環境の人たちにも扉が開かれている。これは教会もやるべきだなと思いました」と野澤さん。緒咲さんと共に、アイデアを出し合って、1年がかりでホリベル教会を構築し、オープンに至った。オープンからまだ間もないが、「ホリベル教会で祈っている人に話しかけたら、『自分のイベントが成功するように、祈りに来ました』と話してくれる人がいました」と、そんなエピソードも話してくれた。 ホリベル教会は、clusterアプリをダウンロードし、ホリベル教会と検索すれば入ることができる。 ホリベル教会のトップページ 関連記事 https://xn--pckuay0l6a7c1910dfvzb.com/article-me12ahtjmz0wn6vw/ https://xn--pckuay0l6a7c1910dfvzb.com/article-09ifqw4dkvpulsfh/

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VRとリアル共演でクリスマス 要町幼稚園

VRとリアル共演でクリスマス　要町幼稚園