外国人

横山氏 「日本に住む外国人と共に生きる教会」をテーマに、11月12日に開催された「第11回首都圏宣教セミナー」（お茶の水クリスチャン・センター、東京・千代田区神田駿河台）。午後は横山誠氏（戸田福音自由教会牧師）が、埼玉県戸田市をケースに「『世界は私たちの町にある』～ごく普通の教会の世界宣教～」と題して発表した。（11月27日号で一部既報）【中田 朗】 ◇ ◆ ◇ 最初に、戸田市における在日外国人の数について伝えた。「現在、戸田市の人口は14万人で、２０２２年11月１日現在、７千585人の外国籍の方々が生活している。全体で５・３％で、日本全体の割合からすると約２倍。町を歩いていてもスーパーに行っても、アジア系の方たちを見かけることが多い」 教会にも、アジア系の在日外国人が訪ねてくると言う。「市内の企業の人事担当者とインドネシア人の研修生の青年が、一緒に訪ねてきた。青年はキリスト教徒なので、人事担当者がネットで教会を調べて来たという。人事担当者からは『一つよろしく』と頼まれた。以後、その青年は約２年間、礼拝に通い続けた」 「ある時は日本人男性とベトナム人女性が『教会で結婚式を挙げたい』と訪ねてきた。男性はクリスチャンでなかったが、女性のほうが熱心なクリスチャン。片言の日本語だったが、一生懸命、結婚の学び、聖書の学びをした。私はベトナム語ができないので、翻訳アプリが強い味方だった。やがて、二人は結婚。結婚式はYouTubeで配信され、ベトナムにいる千人の友人知人が視聴し祝った。戸田と世界はつながっているなと実感した出来事だった」 教会にはこれまで、中国人、韓国人、フィリピン人、ベトナム人、台湾人インドネシア人、パキスタン人などが訪れたという。「愛餐会では、テーブルを使い、日本語を使って、分かち合いながら楽しそうに食事をした。やがて、彼らはこの町に住む同胞のために祈ろうと祈り会を始めた。胸が熱くなった」 「特別なことはしていない。当たり前のことを当たり前にしている」と横山氏。「多文化共生は決して簡単ではない。だが、彼らは隣人であるという最も根本的な聖書の教えに基づいて、私たちができることに携わっていきたい」と結んだ。 その他、横山好江氏（ОＭＦインターナショナル・ディアスポラ伝道主事）、阿部頼義氏（グレースガーデンチャーチ牧師、難民医療支援会代表）が発表した。

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在日ネパール人教会が合同クリスマス集会　日本人との交流必要

世界は私たちの町にある　「日本に住む外国人と…」首都圏宣教セミナー　横山氏発題

在日ネパール人教会が合同クリスマス集会 日本人との交流必要

世界は私たちの町にある 「日本に住む外国人と…」首都圏宣教セミナー 横山氏発題

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世界は私たちの町にある　「日本に住む外国人と…」首都圏宣教セミナー　横山氏発題　