Movie「汽車はふたたび故郷へ」――心の自由をつくり続ける
少し毒気はあってもシニカルではなく、ユーモアのある詩的な映像に社会風刺を味付けするイオセリアーニ監督。旧ソ連時代は、作品を上映禁止にされることが多く、ソ連とト…
少し毒気はあってもシニカルではなく、ユーモアのある詩的な映像に社会風刺を味付けするイオセリアーニ監督。旧ソ連時代は、作品を上映禁止にされることが多く、ソ連とト…
この作品の主人公ミジャを観ていて、昔、実践神学の授業で教授が、「詩人は聖書の預言者たちのように、現実と未来を洞察して語る」と言っていた言葉を思い出した。目の前…
とにかく面白い。子どものころから、写真で見慣れている古代エジプトの遺跡「ギザのピラミッド」。その巨大さに、すごい!の一言と片付けていた。そのすごさの疑問が、…
映画フィルムにこだわるタル・ベーラ監督が、自身で最後のメガホンと宣言した作品は、モノクロームの世界へと誘い、観るものに生きることの本質的な問いを投げかける。…
原題でもある作品タイトルの「預言者」は、聖書と関わる信仰をもつ人にある種の理解と期待感を抱かされる。そうした正攻法の作品とは異なり、一般社会で犯罪を犯した様々…
教育現場での右傾化と教育委員会による'教師の統制'は、着実に推し進められてきた。このドキュメンタリーは、公立学校での「君が代・日の丸」の強…
自分の心に傷を見つめられる人は、どこか優しさをたたえて人と接することが出来るのかもしれない。その優しさに触れることが出来ると、なにか癒される温もりが焼きたての…
フランス南西部ピレネー山脈の麓にある小さな町ルルド。1858年に聖母マリアが少女ベルナデッタの前に現れ、言われるままに洞窟の土をすくうと泉が流れだし、その泉の…
「イエロー・ケーキ」と聞けば、おいしそうなスイーツをイメージしそうだが、ここで言われている「イエロー・ケーキ」とは、天然のウラン鉱石を精錬して造られる黄色い粉…
人類の終末をテーマにした映画には、核戦争勃発と死の灰による人類破滅の恐怖を描いたスタンリー・クレイマー監督の「渚にて」(1959年)などさまざまな作品が輩出し…