《この人 この証し》ゴスペルマジックでキリストの香りを ゴスペルマジシャン Ritoさん

種も仕掛けもない神様の奇跡に感動 ゴスペルマジックはアメリカで始まった、子どもに聖書物語を伝える表現方法だ。牧師なら言葉で、画家なら絵で、そしてゴスペルマジシャンはマジックで、福音を伝える。 「マジシャン」の肩書は使わない。あくまで「ゴスペルマジシャン」だが、その活躍の場所は教会に限らない。幼稚園、保育園、福祉施設、一般企業のイベントに招かれることも多いそうだ。場所や見る人によって、そのつど構成と台本を練る。そしてそこに、ゴスペルを込める。

【高齢者特集】口に出ない〝心の声〟を傾聴 沖縄 北中城若松病院

特定医療法人アガペ会 北中城若松病院(沖縄県中城郡北中城村)では、おもに高齢者を対象とした病院と、付属する組織「チャプレン室」とが、分かち難い一つのわざをなしている。 若松病院の高齢者医療の中核に、認知症ケアがある。認知症には、言動ともに意思表明が難しくなってゆくという苦悩がある。その苦悩もまた伝わりにくい。そうした「スピリチュアルペイン」のケアを行う組織がチャプレン室だ。現在では5人が在籍。若松病院ではチャプレンの働きを、「療養者を支える」、「療養者の家族を支える」、「職員を支える」の三本柱だとしている。 療養者個別のケアは、チャプレンの働きの中核をなす、、、、、、、

【高齢者特集】その人だけの尊い人生 大阪 シャローム「晴れる家大仙公園」

大阪府堺市のシャローム株式会社(俣木泰和社長)が運営する2022年に開業の住宅型有料老人ホーム「晴れる家大仙公園」は、「晴れる家」シリーズ六つ目の施設だ。鉄骨造五階建て、個室と夫婦部屋合わせて70室。要介護1からが対象だが、夫婦部屋はどちらかが元気でも共に入居できる。24時間看護師常駐で、軽度から看取りまで医療処置が必要な人も安心して暮らせると、利用者や家族から喜ばれている。 花咲く屋上ガーデンテラスは6号館の自慢の一つ、、、、、

【高齢者特集】〝私よりも経験豊かな方々〟と 神奈川グループホーム シオン相模原

神奈川県相模原市の住宅街の一角に認知症専門の「グループホーム シオン相模原」(NPO法人シオン相模原)がある。一階キッチン併設のリビングが、利用者の憩いの場だ。 「ご飯食べた?」。職員がゆっくり話しかけると、利用者はこくりとうなずいた。はっきりした言葉での返答はなくても、そばに職員は居続けた。部屋には表情豊かな似顔絵が張り出されている。これらは利用者で元小学校の先生が描いた。「ささっとすぐに描かれるんです」と同ホーム長の深澤江い子さんは尊敬のまなざしで語った、、、、、

「教団移転」「再開拓」で誕生 東京フリー・メソジスト教団 みずほ台キリスト教会

《チャチャチャーチ》 1953年に創立された東京フリー・メソジスト教団(東京フリー)は、東京都の西部、多摩地区を中心に埼玉県へも広がり、10教会を擁している。その10番目の教会が「みずほ台キリスト教会」(野尻道人牧師)。2014年10月に新会堂を埼玉県富士見市西みずほ台に取得して移転し、現在の名称となったが、13年4月の創立時は「鶴瀬キリスト教会」。それまでインマヌエル綜合伝道団(インマヌエル教団)に所属していた教会が、東京フリーに「教団移転」し、「再開拓」されることによって、新しい教会として出発した。

【放送伝道特集】PBA 世の中の“当たり前”をテーマに「これってどうなの?!」

JECA・春日井聖書教会協力牧師の水谷潔さん、飛田紀代美さん、そして番組の企画者でもあるスタッフ伊東純仁さんがパーソナリティーを務める。「僕自身もこれってどうなの?! と思うことが山ほどある」と語る伊東さん。今回の企画は、東海ラジオで放送されていた水谷さん出演番組の録音を担当する中で、ぜひとも全国放送したいと思ったことがきっかけだった。その番組で扱っていたテーマは、恋愛を始めとする若者向けのものだったという。しかし今回の番組では、世代によらず、広く当たり前と思われていることに光を当てる。エンタメで人気の題材や、ニュースでよく目にする話題。クリスチャンでない人を主な対象としているのかと思いきや、クリスチャンも、じっくりと世の中のあれこれを考えずにいた事実に気付かされる内容となっている。「すでに救われているからといって世の中のことから目をそらしてはいないか。クリスチャンだから教会の中に生きるということではなく、それ以前にこの世の中に生きている。そういうことを考える番組にしたい、、、、、

【放送伝道特集】PBA 賛美歌とメッセージがリンクする「賛美をあなたに」

太平洋放送協会が放送しているラジオ番組「世の光いきいきタイム」。そのうち二つの週で、今年度から新コーナーの放送が始まった。一つは毎月第2日曜日に放送されている「賛美をあなたに」。福音放送でもなじみのある賛美歌がテーマだ。 6月の放送回では、最初に日本語に訳された賛美歌「主我を愛す」を紹介。ドレミの音階や五線譜に書かれた楽譜を日本人がまだ知らず、西洋の賛美歌を歌うのは無理なのではという諦めがあった時代、宣教師たちの祈りの中で生まれた賛美歌だ。原曲は「Jesus Loves Me」。成り立ちを紹介した後「主我を愛す」が実際に流れ、続くメッセージでは、歌詞と関連するローマ人への手紙8章35節、37節の御言葉が語られた。