<海外に広がる祈りの輪><引き続き問題解決を政府に要請><横田早紀江さん囲む拡大祈祷会>
10月25日、東京都目黒区のインマヌエル中目黒キリスト教会(竿代照夫牧師)で、「横田早紀江さんを囲む会拡大祈祷会」(主催・横田早紀江さんを囲む祈り会、全国ブルーリボン祈り会)が開かれた。
横田早紀江さんは、「ここ10年で次々と拉致のことが明るみになり、めぐみの物が出てきている。神様の時があることを感じます」とあいさつした。
西岡力氏(東京基督教大学教授)の状況報告では、「これまでの運動の結果、昨年9月に政府は、全員生存を前提に拉致問題対策本部を設置して今の福田政権にも引き継がれている。閣僚を部員にスタッフも配置されて、年間約7億円の予算を組み24時間体制で取り組んでいる。解決するまでこの働きが続くよう政府に要請します」と語られた。
今回の拡大祈祷会では、岩渕まことさん・由美子さん夫妻による特別賛美があり、星野富弘さんの詩を歌にした「ぺんぺん草」や「父の涙」を歌った。また、「お母さんの育てるコスモスの茎は強くてしっかりしてるね」と話しためぐみさんとのエピソードを、早紀江さんが岩渕さんに話したことから誕生した歌も披露された。「コスモスのように」(左記に全文掲載)と名付けられたこの歌は、早紀江さんが思い出を詩に表し、岩渕さんがメロディーをつけたもの。参加者も共に歌って横田めぐみさんに思いをはせる一幕も。
インマヌエル高津キリスト教会の藤本満牧師は、創世記16章の「女奴隷ハガルがサライのもとから逃げた後も、神様はハガルを見つけだし、主人のもとに帰るように言うだけでなく、子孫が大いに増えると祝福を約束した。そしてその後も見続けてくださっている」という個所から、「誰にも顧みられなくても、神様は見ておられ、慰め、祝福を約束してくださるお方。神様は放ってはおかず、北朝鮮にあるめぐみさんをも、この瞬間も見ておられる」と語った。
今回の祈祷会では、5つの祈祷課題があげられた。拉致被害者の救出と健康のために、被害者家族の健康のために、また日本政府、各国指導者のためになどを、4、5人のグループに分かれて祈り合った。
「祈りの輪は海外にも広がっている」という報告もあった。今年7月イタリア・ミラノで開かれたヨーロッパキリスト者の集いで「ブルーリボンの会」を紹介した岩崎美恵子さんは、「7月の祈り会では日本からのテープを聞いて祈りました。CDやビデオ、書籍などを通してさらに多くの人が問題を知り、祈りに加えられるように」、「新潟出身なので問題を身近に感じ祈っています」などアメリカ、ドイツ、スイス、中国・香港はじめ各国からの声を届けた。また、「『ブルーリボンの祈り』を通して聖書に出合い、教会に来た人がいたり、婦人会で話題になったことがきっかけで祈り会が始まるなど、神様がつないでくださっている」とも。
参加者は「子どもを亡くした経験があり、子どもがいなくなる悲しみに共感します。祈っていきたい」、「この会を通して早紀江さんを応援したい」など感想を語った。「横田早紀江さんを囲む祈り会」は月に1度、東京都新宿区のいのちのことば社で行われている。また、同祈り会では、ブルーリボンをモチーフにしたステッカーも、1シート300円で販売している。問い合わせTEL03・3413・7881、FAX03・3413・0885(斉藤)。
<「コスモスのように」>
ふわふわと/ゆれているコスモスに/ほら! めぐみちゃん/トンボが とまろうとしているよ/今年も…
コスモスって何だか弱々しく/ゆれている花なのに/ほら! お母さん/お母さんが育てたコスモスって/茎が太く 花も大きくって/風にもゆれないよ
ふわふわと/ゆれているコスモスに/ほら! めぐみちゃん/トンボが とまろうとしているよ/今年も…
遠い空の向こうにいる/めぐみちゃん! あなたも/お母さんが育てた あのコスモスの様に/地に足をふんばって生きているのねきっと/しっかりと頭を揚げて生きているのねきっと
