8月3日午後2時半より日本基督教団大津教会を会場にして「敗戦記念日を覚え、平和を求める集い」が開かれました。この集会は日本基督教団滋賀地区社会委員会が主催し、市民グループである戦争をさせない1000人委員会・これでいいのか日本！滋賀集会実行委員会が協賛したものです。講師に沖縄辺野古で基地建設に対して反対運動を続ける金井創（はじめ）さん（日本基督教団佐敷教会牧師）をお迎えしました。
金井さんは「新たな戦前にしないために」と題して、沖縄の離島での自衛隊軍事配備の現状や、ご自身が船長となって運航する抵抗船「不屈」の活動、大浦湾辺野古での基地建設抵抗の様子を具体的にお話ししてくださいました。
話の冒頭で講師が新たな戦前の目印として次の3点をあげられました。①戦争に向けた法整備②軍事基地の強化・新設③具体的な場所・状況を想定しての軍事訓練。そしてこの３つは、既に実行されているのです。全国各地でそれぞれ地元の問題を軸につながっていくことの大切さを強調されたことが印象に残りました。
講演の後の質疑応答の時間では、「なぜ日本政府はアメリカの政策に追随するのか」など活発な意見交流がなされ、改めて平和への思いを強くしました。猛暑の中、65名の参加が得られました。
（レポート・鳥井新平＝日本基督教団・近江平安教会牧師）
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