藤原氏:日本への愛の欠如なかったか 「世界と日本の福音派」 福音主義神学会東部春期公開研究会

藤原氏。茶道を始め、授業、礼拝なども和服で。日本文化への愛を体現していた

 「世界と日本の福音派①」のテーマで、日本福音主義神学会東部部会では2026春期公開研究会を5月18日、東京・千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで開催した。藤原淳賀氏(青山学院大学地球社会共生学部教授、宗教主任)が講演。岩上敬人氏(イムマヌエル聖宣神学院・学監)が応答した。


 藤原氏は、前半は「福音派キリスト教の歴史とアイデンティティー」、後半は「真正なるキリスト教信仰の探求」の題で講演。翻訳・解説を担った『ファンダメンタリズム』(ピーター・A・ハフ著、日本キリスト教団出版局)の内容(本紙4月19日号参照)などから歴史を概観し、問題提起した。


 米国でトランプ政権を支持する「白人福音派」が注目されていることについて、「福音派だけでなくファンダメンタリストが含まれている。この二つは区別すべき」と述べた。「1940~50年代に、ファンダメンタリズムの排他的で社会から隔離し、知性を軽視する姿勢に危機感を抱いた人たちから、『福音派』(新福音主義)が生まれた」と指摘した。


 後半の講演では、「福音派は福音主義の特殊形」とし・・・

(次ページ[下部ボタンから]で、キリスト教と文化、社会的態度、岩上氏の応答、など)

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