山火事による焼け跡

以下はオペレーション・ブレッシング(OB)スタッフによる活動リポート。

壊滅的な山火事が、カリフォルニア州に広範囲な被害をもたらしている。空にはいまだに煙が立ち込め、道路も通行不可能な場所が多く、被害の規模は日を追うごとに大きく膨れ上がっている。多くの住宅地が廃墟へと変貌し、被災者が抱える心の傷も計り知れない。この山火事の爪痕は、数千人の被害者にとって厳しい現実をもたらしている。

地元住民のジェイダさんは、「物的被害はありましたが、人々の生活も失われました。子ども時代の思い出、生計手段もです」と話す。現在、多くの家族が避難生活や経済的困難に直面し、自宅に戻れる見通しは立っていない。山火事はもともと弱い立場にある人々の生活を混乱させた。ロサンゼルスの自宅から避難しなければならなかったオリバーさんも自宅を失ったが、受けた支援に感謝し、「食料や物資を本当にありがとうございます。支援してくださった皆さんに神様の祝福がありますように」と語っている。

危機の中で、地元の組織や教会が迅速に動き、必要な救援活動を開始した。OBは、被災した家族に重要な支援を提供するために現地での活動を展開している。OB救援チーム ディレクターのディエゴさんは、「地元教会は私たちが行動するための鍵となっています。教会を活性化し、困っている家族に支援を届けています」と説明した。

その一環として、カテドラルチャーチでは、フードトラックを利用した炊き出し・物資配布活動を主導している。ボランティアのダニエルさんは、「この活動では人々が集まり、温かい食事を受け取り、衣類、おむつ、水など、様々な支援を受け取っています」と述べ、緊急ニーズへの迅速な対応と献身的な姿勢の重要性を強調した。私たちは現地で食品や水、衛生用品などの必需品を配布し、また地元団体のBel Air Churchと協力し、温かい食事を被災者や昼夜を問わず活動する救助隊に届けている。

今回の大規模なカリフォルニアの山火事の被災者を支える活動には、皆さまの温かいご支援が欠かせない。多くの被災者にとって、再建の道のりは何年にも及ぶものだが、支援活動を通しての一つの食事、一つの励ましの行動が、被害者にとって明日に希望を見出す大きな力となる。どうぞ続けて皆様の温かなご支援をお願いいたします。

詳細は以下のサイトURL https://objapan.org/rep-emergency/la-wildfires-20250115/で「。ロサンゼルス山火事支援の寄付はURL https://objapan.org/donation/donation-ob/からすることができる。