東日本大震災は甚大な被害をもたらし、教会の在り方にも大きな影響を与えてきました。

このことを教団教会単位ではなく、一人ひとりの視点で、振り返り、現在の生き方とつなぐ連載〈「わたしの3.11」~10年目の証し〉を、震災から10年の2021年1月~21年12月まで全4部で実施しました。個々にアップしていた記事をこちらに分類してまとめました。

 

第一部 3組4人にインタビュー(全8回   1月3・10合併号から3月14日号)

東日本大震災から10年を目前として、震災の記憶すら吹き飛んでしまうような全世界同時災害「感染症パンデミック」に2020年は見舞われた。各地の追悼集会は中止または大幅な縮小を余儀なくされ、21年もその影響が続く。

「あなたは東日本大震災発生時、どこにいて、何を思いましたか…」。
東日本大震災10年を迎える2021年の本特集に向けて、3組4人にインタビューをした。

「東日本大震災から10年」へ まず“私”から記憶を問い直す 

②周囲の状況を知り、避難した時を振り返る

それぞれの3月11日

避難生活から支援へ 

「続ける」意味 

「一つの教会」「祈り」「絆」が大事 

⑦「伝承」への危惧 

福音は今必要

第二部 震災で主に出会った  (全4回   3月21日号から4月11日号)

10年前の東日本大震災が、キリスト教信仰と出会うきっかけになった人がいる。福島第一原子力発電所から30キロ圏内にある福島県南相馬市で、接骨院・鍼灸院を営む冨澤利男さんだ。

郷里の風景が一変 

避難先で主に出会う 

③父母の救いと和解の奇跡

不条理を超える永遠がある 

第三部 いわきでの一週間   (全17回 4月18日号から8月22日号)

本連載第三部以降は、私(記者)と当時私が出会った人たちを中心に、それぞれの「私の3・11」を振り返る。10年前とは異なる場所、異なる働きに移っている人も多い。10年の厚みを感じさせる。

序 “2020”の足踏み

①いわきでの3月11日① 

②いわきでの3月11日②  

③明らかになる津波被害と原発事故の脅威 

教会が地域の支援に動き出す 

東京、千葉で都市機能混乱  

東京、千葉から福島へ  

避難か、支援を続けるか 

救援の本格化と再出発  

地上で「神の国」の拡大を  

すべての領域にキリスト者を  

日常生活の生き様で伝える 

持続して心のケアにかかわる 

神の国は人から人へ伝わる  

理解者がいると頑張れる 

「教会モード」「世の中モード」分けず 

支援する、される、超え隣人に 

 

第四部 仙台での一週間 (全18回 8月29日号~12月19・26日号)

東日本大震災発生後、1週間を福島県いわき市で過ごした私(記者)は、翌週仙台市で当時の所属教会(仙台福音自由教会)の支援活動に合流した。

仙台での一週間 序 いわきから関東、再び仙台へ 

①東北を祈る中で震災に直面 

② 通信困難な中、安否確認 

忍耐の一週間と支援の開始 

仙台から陸前高田へ 

陸前高田唯一の教会 

津波は教会堂手前まで 

震災前からの困窮/会堂流出の現場  

再建と地域の魂への思い 

仙台から気仙沼へ 

悲しみだけではない日常がある 

被災地にあり続け、感じる「ズレ」 

☆⑫高齢化進行、だからこそ良い関係 

⑬仙台から東松島へ 

⑭津波で孤立/復活信仰へ 

信仰、希望、愛が原動力に 最終回(上)

信仰、希望、愛が原動力に 最終回(中)

信仰、希望、愛が原動力に 最終回(下)

―――――――――――――――――――――――――□
【お知らせ】★週刊「クリスチャン新聞」がリニューアルしました!!★

☆新たな装い 今求められる情報を伝道牧会の最前線へ
☆紙面レイアウトを刷新 文字が大きく読みやすく
☆独自取材による特集企画で教会が今直面している重要テーマを深く掘り下げる特集企画
☆教会の現場の必要に応じた新連載が続々スタート

□―――――――――――――――――――――――――□

★「クリスチャン新聞WEB版 https://クリスチャン新聞.com/csdb/」(有料)では、
1967年創刊号からの週刊「クリスチャン新聞」を閲覧、全文検索(1998年以降)できます。