新刊『ことばのシンフォニー』(いのちのことば社)の出版記念、「森祐理トークイベント」(千代田区、お茶の水クリスチャン・センター)が3月20日、開催された。本紙で「モリユリの 歌いつつ歩まん」の連載もある、福音歌手の森祐理さんが、対談を振り返り、母・尚江さんの言葉とともに、レポートします。

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新刊は、ラジオ関西の番組「モリユリのこころのメロディ」内のコーナー、「ことばの花束」で紹介された名言の数々を集め、その言葉を通して教えられたこと、気付いたことなどを自らの人生の出来事と照らし合わせて書いたエッセイ集。その後半には、母である森尚江との対談も掲載されている。今回のトークイベントは、森尚江との母娘の対談形式で行われた。

主催者であるオアシスお茶の水店の店長で、動画番組「ぶんでんチャンネル」パーソナリティーでもある、はぎちゃんが司会として元気に挨拶されると、会場は一気に明るいムードに。続いて、この新刊の編集者である長沢俊夫氏より、制作の経緯、対談収録時の様子などが話された。そして長沢氏の紹介で森祐理が登壇。この本の執筆に導かれた理由、2日後が制作会議と知らずに長沢氏に連絡し、主のタイミングを感じたこと、なぜ対談相手に母を選んだのかなどを話した。
森祐理より、母である森尚江氏を紹介し、いよいよ対談がスタート。幼少期から本の世界に浸り、数百もの詩や和歌を覚え込んでいる理由。言葉は、読むのではなく、味わうこと。そして古典でも現代文学であってもすべては勉強でなく、遊びのような気持ちで楽しむのが大切であること、などなどが語られた。

対談の中で、万葉の和歌を詠み、その意味を問うクイズで、会場の方々と掛け合いの場面も。後半では、京都の古い家に育った中で、キリスト教との出会いがあったこと、結婚後に娘の祐理が教会に行き、その後信仰に導かれた証。そして阪神淡路大震災で息子を失った悲しみから立ち上がることができたのも、聖書のことばを通してであったことなどを証した。最後は全員で聖歌「主と主のことばを」を賛美して、対談は恵みの内に終了となった。
参加者の方々からは、「祐理さんの家族のエピソードに涙、笑顔、感謝があふれる時間でした。」「母娘の微笑ましいひと時で、もっとお聴きしたかった」などの感想が寄せられた。
森尚江からも、「この対談を通して、少しでも読書の喜びを知ってもらえると嬉しい。読むことで世界が広がり、心が豊かになる。なにより神のことばを日々読んで心に蓄える習慣をもってほしい。それが人生を支える力になると思います」とのメッセージがあり、大阪に続いて東京でもこのような対談を実現できたことへの感謝が述べられた。


『ことばのシンフォニー』森祐理著いのちのことば社、1,650円税込、B6判
キリスト教書店、いのちのことば社公式通販サイトなどから購入可。
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