日本聖書協会クリスマス礼拝　具志堅氏メッセージ「神の光を映し出すしるし」

日本聖書協会（ＪＢＳ）は12月5日、東京・渋谷区の日本基督教団渋谷教会で、クリスマス礼拝とチャリティーコンサートを行った。

【速報】日本聖書協会150年　クリスマス礼拝とチャリティーコンサート　陣内、久米、Migiwaら

　礼拝では具志堅聖氏（ＪＢＳ総主事）がイザヤ書60章1〜6節からメッセージを語った。
―最も深い闇の中にこそ、神の栄光ははっきりと見える。闇が深ければ深いほど光は強く輝く。争い、貧困、孤独、悲しみ、絶望の時代のなかに、インマヌエルの主の光は確かに輝いている。私たちと教会は、この時代に置かれた、神の光を映し出すしるし。他者への優しさ、友のための祈り、隣人への励ましの言葉、愛する者への赦しが、周囲の人を照らす。主の栄光の輝きが、アドベントの希望です。―

　コンサートは、日本での聖書普及事業150周年を感謝するセレブレーションとして行われた。募金は、世界各国の聖書協会の聖書頒布のため、ウクライナと避難民を受け入れる周辺国への、聖書と物資の支援などに用いられる。
　牧師・シンガーソングライターの陣内大蔵さん、音楽伝道師・教会音楽家の久米小百合さん、クリスチャンシンガーソングライターのMigiwaさんの３人が出演。クリスマスの賛美歌などを歌った。陣内さんの「空よ」、久米さんの「異邦人」など名曲の登場に会場も湧き立っていた。