10月下旬から始まった特定非営利活動法人オペレーション・ブレッシング・ジャパン(OBJ)の「クリスマス・ギビング・アクション2025」では、年末にかけて日本全国の被災地を中心に2,000世帯へのギフト配布を実施している。同キャンペーンは、クリスマス時期に厳しい環境に置かれている人々へ、プレゼントと共に「あなたは一人ではないよ」という励ましのメッセージを届ける社会貢献プロジェクトだ。以下はOBJのニュースリリースから。

孤立しやすい人たちに手を差し伸べる
対象は、単身高齢者、ひとり親家庭、災害の影響を受けた世帯に加え、今年特に重視しているのが、日本語に不慣れで情報や支援にアクセスしにくい外国籍の人たち。お米やお菓子、絵本、文房具、手作りオーナメント、そして心を込めたクリスマスカード。地域教会を通して届けられる“ささやかな贈り物”には、「あなたはひとりじゃない」というメッセージが込められています。
つながりは、災害や危機のときにこそ力を持つ
OBJがこの活動を続けてきた背景には、東日本大震災以降の支援現場で何度も見てきた現実があります。「助けを求めたいのに、誰にも連絡できないまま孤立してしまう人がいる」。今年はその課題により直接応えるため、ギフト配布に先立ち、防災対応セミナーを開催しました。参加者の多くが「いざという時、連絡できる人が思い浮かばない」と語ったことは、地域社会のつながりの弱さを浮き彫りにしました。だからこそ、ギフトは物資以上の意味を持ちます。これは“つながりの入口”であり、やがて命を守る網の目となる最初の一歩なのです。
冬が来るたび、思い起こす ― 隣人を思う心
キリストの愛に根ざすOBJの支援は、単なる救援活動ではありません。「隣人を愛し、共に歩む」という姿勢のもと、言葉や文化、制度の壁によって見えづらくなっている孤立を、地域教会と共に少しずつ解きほぐしていく取り組みです。困難を抱える家庭に届くギフトは、物質的な支援であると同時に、“関係の回復”を願う祈りでもあります。
あなたの小さな一歩が、誰かの冬を照らす灯になるOBJのクリスマス・ギビング・アクションは、祈りと献金によって支えられています。ひとつのギフトが、孤立の中にいる人の心に光を灯し、そして地域教会とつながるきっかけとなります。この冬、あなたのサポートが、だれかの“冬の夜”に確かな希望を届けます。ぜひ、支援の輪に加わってください。URL https://objapan.org/christmas-giving-campaign/
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