北朝鮮拉致問題:「希望だけは捨てないで」と--横田早紀江さん 孫娘との対面を報告

拉致被害者横田めぐみさんの両親・滋さんと早紀江さんが3月10〜14日、モンゴル・ウランバートルで、めぐみさんの娘キム・ウンギョンさんと面会した6日後の20日、月例の「横田早紀江さんを囲む祈り会」が、東京・中野区中野のいのちことば社で開催。早紀江さんは、孫との面会の様子について報告した。
「今回、皆様をびっくりさせてすみません」。そうお詫びをした後、「向こうのほうから私たちに会いたいと言ってきた。せめて孫だけにでも夫に会わせてあげたい、この機会逃すと会えないな、と思った。もしこのことが漏れたら二度と会えないかもしれない。ウンギョンちゃんに、『おじいちゃん、おばあちゃんとして会いたかった』と言うために誰にも言わず、祈りだけで会いに行きました」と胸の内を明かした。
横田夫妻はウランバートルで、ウンギョンさんと金日成総合大学コンピューター大学で知り合い結婚した夫、生後10か月のひ孫の女児と面会。ウンギョンさんはピンクの花柄のチマチョゴリを来て、「おじいさん、おばあさん、よく来てくれました」とお辞儀をして迎えてくれたという。「(ひ孫は)ニコニコ笑っていた。めぐみちゃんの小さい頃にそっくりで、不思議な体験だった」。別れ際、ウンギョンさんに「今日みたいなことが起こるんだから、希望だけは捨てないで。私たちも希望を捨てないで祈っているから。希望ですよ」と語りかけたという。
「こんな大役はもうご免。早く天に挙げてくださいと言いたいぐらいしんどい。御言葉の助けがなければできない。でも、チャンスを与えてくださるのも神様。人に頼らず、神様の言葉だけ信じていこうという思いが今回は強かった」と早紀江さん。「一つ一つ神様が働いてくださっている。皆さん、これからもお祈りお願いします」と語りかけた。