2つの地域で、伝道の拠点となる 北九州復興教会 清水会堂・曽根会堂

1963年に県庁所在地以外では初の政令指定都市となり、響灘(ひびきなだ)、関門海峡、周防灘の三つの海に面し、日本三大カルストのひとつ平尾台などの自然が共存する北九州市。その「都市」と「自然」両方に会堂を持つのが、日本基督教団の教会で、「ホーリネスの群」に所属する北九州復興教会だ。小倉北区の清水(きよみず)会堂は、いわば街中の教会。一方小倉南区の曽根会堂は、川沿いにあり、川向こうは田んぼで自然豊かな場所にある。 教会名の「復興」には、戦時中の弾圧による苦難からの復興と信仰復興の意味が、、、、、

【葬儀特集】「死の準備」も楽しく語り合いたい クリスチャンサービス 佐々木行恵さん

「クリスチャンでも『死』は、分からない、怖い、不安。だからこそ、〝こんなこと〟と思うことを分かち合いたいのです」。キリスト教葬儀専門の「株式会社クリスチャンサービス」代表、佐々木行恵さんは、明るく語った。「終活セミナー」ではなく、「終活カフェ」。希望する教会などでおしゃべりをしながら、死への準備や葬儀について語り合う場をつくっている。近年はフラワーギフト、リユース、相続診断士、と働きの輪を広げている、佐々木さんにその思いを聞いた。

【葬儀特集】信仰継承こそクリスチャンの備え イースター式典社 小林望さん

兵庫県尼崎市の株式会社イースター式典社は、関西で初めてのキリスト教専門葬儀社としてスタートした。社是に掲げるのは「私たちイースター式典社は、主イエス・キリストに仕える者として覚え、嘆き悲しむ兄弟姉妹一人一人を励まし、主イエス・キリストの祝福と慰め、そして御国での再会を心より信じて祈り、キリスト教宣教の一助と成ることを目指します」ということばだ。この理念を守り続けて40年以上、近畿圏各地のキリスト教会からの信頼は厚い。 葬儀は「主にあって召された方の『あかしの場』」だと、

人生の山登り 下りる時こそ幸い 『キリスト教の終活のおはなし』水野健さん

 結婚や終活についてのセミナーや出版など、信徒・教職者が人生について考える助けとなる活動をしてきた、牧師の水野健氏。昨年11月には『キリスト教の終活のおはなし』を出版した。前著『キリスト教の終活・エンディングノート』に引き続き、信仰生活における終活の勧めや、自分の葬儀の考え方などについて、自身の経験も交えて伝える。

死をおもい、生きる 【特集】終活・葬儀・墓地

巨大災害が相次ぎ、感染症が大流行し、死に向き合う場面が増えた。高齢化と人口減少により、多死社会と言われるようになった。死生観が多様化し、故人が家族に遺(のこ)…