
東日本大震災から15年を控えた3月3日、「3・11記念集会」(福島県キリスト教連絡会〔FCC〕主催)が、福島県須賀川市の須賀川シオンの丘を会場に、オンライン併用で開催された。
最初に、船田肖二氏(日本イエス・白河栄光教会牧師)が毎年この時、この場所に集まる意義について語った。
「東日本大震災から15年が経ったが、震災後に福島に来られた方、熊本地震や能登半島地震を体験された方も多い。その中で私たちに共通するものは、『つながり』『交わり』だ。親しくなればなるほど、災害が起きた時に助け合える。そう思うと、この集いを継続することはとても大切なことだ。それぞれ置かれた立場から、見えてくることを分かち合いたい」
住吉英治氏(同盟基督・双葉希望キリスト教会、勿来キリスト福音教会牧師)は、現在の双葉郡の現状を分かち合った。
「帰還率は二十数%。うち大熊町、双葉町はほぼ0%で、帰って来られても数百人単位。国道6号線沿いには原発事故後、空き家となり廃屋となりつつある家々が点在している。除染されていない草ぼうぼうの広大な土地が手つかずのまま残っており、風が強く、雨の降る日は、放射線が漏れて高線量になる。だが、そういうことはあまり知られていない」
「南海トラフ大地震が予想される所には、浜岡含め原発が何基もある。1、2基でも地震と津波の被害を受ければ、国内に甚大な被害を及ぼす。政府と各電力会社は伏せているが、このことも私たちは考えておかないといけない」と語った。
木田惠嗣氏(ミッション東北・郡山キリスト教会牧師)は、福島にいる子どもの情報を共有した。
「ほとんど報道されないが、甲状腺検査の結果、少なくとも400人近い子どもが甲状腺がんだと判明した。原因は、被曝による、いやスクリーニング効果だといまだに議論が続いている」
「一方、浜通りではイノベーションコースト構想が始まり、被災地域に最先端分野の研究施設が建ち始めている。震災の痛みが無かったことにされるのではと危惧している」と語った。

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