
森祐理著
いのちのことば社、
1,650円税込、B6判
今年6月、「世の光&ライフ・ラインのつどい in 北海道」で私とご一緒した福音歌手・森祐理さんが、このたび、エッセイ集『ことばのシンフォニー』を出版しました。
祐理さんはラジオ番組「モリユリのこころのメロディ」(ラジオ関西)のパーソナリティーをしています。私もラジオ番組「世の光いきいきタイム」(文化放送ほか)など「福音番組」で聖書のお話をしていることもあり、室蘭での公演会の時には「楽しいトークの時間」を持ちました。
祐理さんが奏でる「ことばのシンフォニー」を聴きながら、私の心の中に新約聖書・ヨハネの福音書1章の言葉が響いてきました。「初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった」(1節)、「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた」(14節)
聖書が伝えるこの〝ことば〟は、万物の創造者―私たちのいのちの源である真の神様が、私たち人間を罪と死の束縛から解放するために遣わされた救い主キリストです。この救い主は、私たちが抱える罪・過ちを赦し、夕暮れには涙が宿っても、朝明けの喜びの叫びに変える、愛と平和と希望をもたらす〝いのちのことば〟です。
各章は楽器が題になっています。祐理さんがこの〝いのちのことば〟から湧き出る「愛と平和と希望のシンフォニー」を、古今東西の方々―バイオリン(9人)、チェロ(5人)、フルート(8人)、オーボエ(7人)、ハープ(6人)、トランペット(8人)、ティンパニ(7人)―と、共に奏でたのが、エッセイ集『ことばのシンフォニー』ではないでしょうか。
祐理さんはこのエッセイ集の「前奏」で、「今宵はどんなメロディがあなたの心に流れたでしょうか。それが安らぎのメロディでありますように」と奏でています。
祐理さんの明るい笑顔からは想像できませんが、かつて大事な弟さんを阪神・淡路大震災(1995年1月17日)で失うという悲しい出来事がありました。しかしそのつらい経験の中で、彼女は「十字架のキリストに現れた〝神様の深い愛〟に触れ、今、同じように悲しみ、痛みを抱える方々一人ひとりに、この〝神様の深い愛のシンフォニー〟を届けようと奏で続けています。
クリスマス、明るく清い〝天使〟―森祐理さんはお母様と共演しながら私たちに、〝神様の深い愛のシンフォニー〟を届けてくださいます!
新しい年、「美しく清らかなメロディ」をご一緒に歌わせていただきましょう!
(評・原田憲夫=巡回宣教使)
『ことばのシンフォニー』森祐理著 いのちのことば社、1,650円税込、B6判
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