
①葬送と墓制の現在(続)、②死と再生、を二大特集に『死生学年報2026』(東洋英和女学院大学死生学研究所編、ヨベル、2,750円税込、A5判)が刊行。①はムスリムの葬送文化、ペットロス、ドイツの葬送文化の三つの論稿。「住民問題」にすらなっているムスリムの墓地課題から、日本の葬送文化の特徴も見えてくる。②では震災、終末期医療、認知症、個人、ケアと縁などのテーマが取り扱われる。
「福音に触れ、日本人であり続けるとはどういうことか」。『日本伝道論』(加藤常昭著、教文館、3,190円税込、四六判)は著者の遺稿から編まれた講演録。前半は伝道論、後半は教会形成論だ。「大衆伝道よりも教会形成」として教育を重視。伝道への切迫感とともに、「罪」問題と感性・共感の重要性について述べる。後半では植村正久、高倉徳太郎について考察し、両者の説教を数編収録する。
『JEA社会委員会信教の自由セミナー報告書「戦後80年連続講演集」』(日本福音同盟[JEA]社会委員会発行、300円、A5判)では、戦中戦後を経験し、神学教育に携わった下川友也氏、大嘗祭と古代オリエントの宗教儀礼の比較をキリスト者の視点から論じた津村俊夫氏、の2人の講演録を中心に、各種文書を採録。JEAの戦後80年声明に加え、戦後50、60、70年の各声明とその解説、関東大震災100年の声明、日本在住の難民が訪ねた教会についての講演録など豊富な内容がある。
地球規模の現代的な問題意識を背景に「みんなのさんびか」シリーズが発刊した。第一弾は『希望と平和』(NewSong企画、1,500円税込、B5判)。各曲解説、賛美歌制作にかかわるコラムも充実。教派、地域、文化背景も多様だ。続刊では「いのちと尊厳」をテーマにするという。
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