
7月28日午後4時27分、熊本県熊本地方で、マグニチュード7の地震が発生。キリスト教会関係にも影響を与えている。
宇城市(うきし)・氷川町(ひかわちょう)で最大震度7、熊本市、益城町、八代市、宇土市などで震度6強を観測した。地域では建物や道路の倒壊、破損、停電・断水、火事などがあり、死傷者も出ている。インフラの寸断や施設・店舗の休館・休店も相次ぐ。真夏の災害となり、熱中症が不安視される。地域では10年前の「熊本地震」級の大地震となり、動揺が広がる。
以下は現在(29日14時)までにクリスチャン新聞が確認した①現地のキリスト教会・団体、②支援団体の状況、祈祷課題
目次
①現地のキリスト教会・団体
<益城郡益城町>
バイブル・プロテスタント熊本東聖書キリスト教会
現時点で教会員それぞれ無事が確認できています。
10年前にも経験しましたが、今回は真夏でもありすでに停電になっている地域もあるようですので、今後の被害が広がらないよう祈るばかりです。(28日17時50分 教会メール)
単立・木山キリスト教会
益城町は震度6強。家が倒壊するレベルの震度だったが、10年前の被災で、道路や家が新しい建築基準?耐震基準?になっており、全壊している家は見た感じではなさそう。見た感じはぐちゃぐちゃではないが、道路のコンクリートは所々波打っている。家の中はぐちゃぐちゃ。場所によっては、電気通っていない。この暑さだから家の外で待機している特に高齢者は夏バテが懸念。
教会としては教会を片付けて、教会の人、教会関係者、教会の近隣の人のために避難所として開きたいと考えている。(今日片付けをしていた)避難所にしたい部屋は片付けたが、まだ礼拝できる状況にはない。日曜日の礼拝に向けての作業が必要だし、説教も今被災している人に向けて語るので、0から説教を考える。(まだ何を語ればよいかわからない)
祈祷課題としては、3回大きな地震を経験しているので、地域としては、その経験がある部分と、「またか……」という部分がある。心が守られるように。(松尾献牧師、29日13時50分電話)
(以下松尾牧師のFacebook投稿)「また来るかもしれないからまだ片付けない方がいいよ。」「車で寝た方がいいよ」10年前を経験されている地域の方のやさしさと知恵に助けられながら1日を乗り越える。教会の中はぐちゃぐちゃ。地域の避難所にするため清掃から始めたい。(中略)今日何をして、何をすべきでないか、、、判断が求められる。新米牧師です。知恵と愛が神様から与えられるようにお祈りください
<八代市>
児童養護施設「八代ナザレ園」
人的被害はない。棚など倒れるものは倒れた。食料については施設のストックがある。この地域でなぜかうちだけライフラインに影響なし。電気、水、ご飯など、地域のかたが求めて来ている。地域の他のかたはライフラインに影響が出ていて、お手洗いなども行けないので、うちの施設のお手洗いを借りたり、おにぎりも多めに作って自由に食べてもらったりしている(鎌田隆裕施設長、29日10時20分電話)
<宇土市>
福音ルーテル・福音ルーテル大江教会宇土礼拝堂
大江の礼拝堂(熊本市中央区)のほうは人的被害もない。宇土の礼拝堂のほうは被害の大きい地域にある。宇土の礼拝堂は電気はつくけれど断水状態。教会員に人的被害はなかったが、地域としても断水状態にある。日々の生活の守りがあるよう祈っていただけたら。(中島和喜牧師、29日11時電話)
バプ連盟・熊本南キリスト教会(羊の群れキリスト伝道所)
最大震度を観測した地域の隣にある。建物としては損傷が出ているわけではないが、建物内の機材・スピーカーやタンスなどが倒れてしまった。牧師館も同じような状況。市内も散乱状態にある。震源地に近い場所に済んでいる信徒はそれほどおらず、人的被害は現時点ではない模様。時間の問題だと思うがゆっくり片付けていけたら。ライフラインの影響としては電気は入っているが断水状態。祈祷課題としては余震がまだ起こる状況にあるので、いち早く落ち着いて、普通の生活・教会形成ができるように。一部火災が起きたり、もしかしたらこれからも亡くなるかたが出てきてしまうかもしれないので、地域全体としても生活が守られますように(朴哲浩牧師、29日11時30分電話)
<阿蘇郡高森町>
単立・高森キリスト教会
信徒たちも無事で大丈夫です。 今は熊本県の各教会に状況を聴いているところですが、 今のところ会堂内の物が散乱したり塀が崩れた瓦が落ちたなどの所は聞きますが人的被害は聞いていません。 まだ時折余震があります。 引きつづきお祈りくださると感謝です(菅原亮牧師、29日10時40分メール)
<熊本市>
北区
アッセンブリー・希望ヶ丘キリスト教会
現在福岡で教区キャンプが行われて来ています。教会の安否確認は終わり、人的被害はないと聞いています(本堀秀一牧師、28日19時メール)
中央区
ナザレン ・熊本ナザレン教会
教会堂は無事。ものは落ちたが、昨日のうちに片付けた。信徒の安否も確認した(中出牧夫牧師、29日11時40分電話)
熊本YMCA
地震発生後の28日、29日のプログラムすべてを休止。管理しているキズナパーク益城(益城町総合運動公園、益城郡益城町)が臨時休館で避難所に。29日から1週間程度、御船町スポーツセンター及び町民グラウンド(益城郡御船町)を臨時休館。救援ぶどうの木体育英語幼児園(熊本市南区)は29日休園。
そのほか、宇城市、八代市、宇土市の教会などに連絡中。
②支援団体
九キ災(九州キリスト災害支援センター、4月に組織の活動は終了)理事長だった横田法路氏や、日本同盟基督教団の大塚史明らが、29日中に現地入りして調査する。
広島からは全キ災(キリスト全国災害ネット)の世話人代表の北野献慈氏や、同県の救世軍吉田有氏、アッセンブリー・広島教会の堀川寛氏らのチームが物資を積み、熊本現地入りの準備を進めている。全キ災ウェブにて情報提供を呼びかける準備をしている(以上、永井敏夫氏、29日10時メール)
ワールド・ビジョン・ジャパン、オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、28日から、各ホームページで、災害状況の調査に着手したことを伝えている。
こちらの記事もオススメです
≪定期購読で宣教情報を着実に<電子版、紙面版>≫
分断した世界でこそ、異なる働きを知り、理解し、出会うきっかけに
牧会・宣教に役立つ情報、
多様な連載を掲載!
紙面、ウェブを刷新し、さらに充実しました。
無料公開は一部。定期購読で、着実に情報を得られます。
また購読で発行をお支えください。購読はこちら
電子版:速報(無料)・詳報(有料)記事を随時掲載、紙面ビューアー ※バックナンバー閲覧可能
紙版:月2回発行
■購読料
紙版(送料込)
月額1,226円(税込)(オンライン申込・限定クレジットカード支払いのみ)
6か月6,756円(税込) ※本紙代が10%お得です
年額13,512円(税込) ※本紙代が10%お得です
電子版
月額900円(税込)
年額10,300円(税込) ※毎月払いより約5%お得です
紙・電子併読版(紙版の年額+2500円で電子版併読が可能です)
月額1,400円(税込)
年額16,000円(税込) ※毎月払いより約5%お得です
■新ご注文受付サイトhttps://クリスチャン新聞.com/start-checkout/
≪発行継続のための寄付のお願い≫
4月19日号より用紙変更、全面カラーとなりました。長らくお願いしていた印刷所の新聞印刷事業終了に伴い、新たな印刷所にお願いし、費用が大幅に増加しました(新しい印刷ではモノクロ、カラーで値段は変わりません)。来年度には値上げせざるを得ない状況ですが、定期購読中、あるいは年内契約を開始された方の期間内の購読料と、単号の価格は年内据え置きといたします。
より良い紙面の持続的発行のため、寄付を募ります。
ゆうちょ銀行〇一九店、当座0010387、イノチノコトバセンキョウダン。通信・備考欄に「クリスチャン新聞宛」と明記。
(まだ「クリスチャン新聞」の項目はないですが、いのちのことば社 クレジットカード献金振込もございます https://www.wlpm.or.jp/tanemaki/collect/)
