【レビュー】『どうすれば赦(ゆる)せるようになるのか52週の旅路』

『どうすれば赦(ゆる)せるようになるのか52週の旅路』クリス & ジェイミー・ベイリー共著、
田尻潤子訳、ヨベル、1,980円税込、四六判

 赦しを受け入れる時、自分の気持ちが置き去りにされた気になることがある。相手はとうに忘れているのに自分だけが忘れられずにいる一言や、全然大丈夫でないのに「大丈夫」と答えてしまったこと……。 


 本書は、赦しに伴う困難に苦しむ全ての人へ書かれた一冊だ。「イエスにとっても赦しは簡単なことではなかった」という言葉に始まり、後半では「赦せない理由を洗い出すリスト」や、「言いたいことを言いそびれた相手宛に自分だけが読む手紙を書こう」など、言葉に出来ずにいた思いや、行き場をなくした言葉と向き合う機会をこれでもかと与えてくれる。

本書を読み終える時、過去の傷に何度も向けていたその目は、隣にいた神様のほうを向いているかもしれない。過去の傷や自分を傷つけた相手を置き去りに、軽やかに進み出す。「傷は回復するものです。癒やされることを願うのです。」という本書の一文どおり、赦しによる回復へ、そっと導いてくれる一冊。

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