子どもの夢に問われ続けて エチオピア② 連載 モリユリの歌いつつ歩まん3

しゃがみ込み祈っていただく。右下が祐理さん

 初めて訪れたエチオピア紀行の後編です♫(前半は、2月発行紙をお読み下さいね!)

 2日がかりでエチオピアの奥地の村「サシガ」に到着すると、村の人々は大喜びして私たち一行を迎えてくれました。教会は、人、人、人でぎっしり。窓からも落ちそうなほど人がのぞいています。そこへ、色鮮やかなガウンを着た聖歌隊が登場。歓迎の賛美を歌ってくれました。
 本場アフリカのブラックゴスペルが聴ける! と胸躍らせたのですが、歌い出したサウンドは、なんと演歌!? 哀愁漂う短調の節回しに不規則なリズム……ポカンとしながら聴いていると、私も歌う番になりました。ご挨拶をして英語で歌い出すと、聖歌隊のメンバーも喜んですぐ一緒に歌い出します。英語とアムハラ語と長調と短調のメロディーが入り混じって、なんとも奇妙なサウンド。でも人々はお構いなしに喜んで歌っています。とまどいながら歌い続けていると、不思議な感動があふれてきました。私たちの賛美する神様は、日本人にもエチオピア人にも主であり、全世界の主。言葉も音楽観も超え、共に同じ主を賛美できるってなんて素晴らしいんだろう! 来て良かった!
 賛美を終えて興奮冷めやらぬ時、会衆の一人がこう叫んだのです。「日本のために祈りたい!」 一瞬聞き違えたかと思いました・・・

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