【詳報】失敗も教訓もオープンに「防災サミット ワークリーダーの集い」パネルディスカッションで体験者ら

 首都直下・南海トラフなど、巨大災害の発生が予測される中、災害支援で大切な働きを担うワークリーダーの発掘・育成が急務だ。発災時の迅速な連携のためにも顔を合わせた連携が必要でもある。そんなニーズを受けて、「防災サミット ワークリーダーの集い」(主催:NPO法人九州キリスト災害支援センター〔九キ災〕、能登地震キリスト災害支援会〔能登ヘルプ〕、後援:キリスト全国災害ネット)が3月17日、石川県河北郡内灘町の聖書教会連盟・内灘聖書教会で開催された。

 テーマは、次世代のワークリーダーの発掘と支援のハードルを下げること。当日は、能登半島地震をはじめ様々な地震災害の現場でワークリーダーとして活動してきた、中橋スティーブン(能登ヘルプ)、小林啓太(ボラキャンすず)、末宗エリヤ(そだてるプロジェクト)、諸藤栄一(九キ災)、天野真信(LOVE EAST)の各氏によるパネルディスカッションが行われた。

パネルディスカッションで。パネリストは左から中橋さん、小林さん、末宗さん、諸藤さん、天野さん

 最初の質問は「愛のくさびとしてのワークリーダーのあり方とは何か?」。それに対し、「言葉を交わすだけでなく、時間を共有することが大事」(小林)、「他のボランティア団体との協力」(中橋)との応答があった。

 特に中橋さんは、「災害現場にいろいろな働きがあるように、団体・チームごとに違いがある」と言う。「例えば、LOVE EASTさんが力仕事をしている時は、能登ヘルプからは男性の多いチームを送っている。実は初期の頃、LOVE EASTがどんな団体なのか、全く分からなかった。でも、今では代表の天野さんが、パネリストの一人としてここにおられるまでになった」。それに対し天野さんは、「能登ヘルプさんには、本当に助けてもらった。志賀町の仮設のカフェで一緒に協力もさせてもらっている。2024年時の活動の多くは、能登ヘルプからボランティアが来てくれたおかげで無事、終えることができた。うちの団体だけなら、とっくに降参していた」と感謝した・・・

(次ページ[下部ボタンから]で、盛り上がった失敗談女性も「もっといていい」「プロ」じゃなくていい、など)

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