ウクライナへの侵攻から1500日が過ぎた。ウクライナ宣教師の船越真人・美貴夫妻が、イースターをはさむ、4月3~18日と、今後について報告と祈祷要請をする。以下は、レポート
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いつもウクライナを祈りに覚え、オデーサ宣教のために祈り、支えてくださっているみなさまに心から感謝をしています。
ロシアによるウクライナ全面侵攻が始まってから4月3日で1500日となりました。
今もウクライナ東部では激しい戦闘が続いており、ウクライナの各都市には連日、無人爆撃機(シャヘド)が飛来しています。オデーサでもほぼ毎晩、激しい迎撃音と爆発音が響いています。(4月16日の攻撃では9人の一般市民が犠牲となりました。)
長期化する戦争により、東部戦線を守る兵士が不足し、各都市での徴兵は一層厳しさを増しています。先日、私たちは知り合いの副部隊長とともにウクライナ東部を訪れましたが、その際に出会った35歳の男性は、前日まで工事現場で働いていたにもかかわらず、突然徴兵され、家族に別れを告げることも許されないまま前線へ送られる途中でした。このようなケースは珍しくなく、多くの男性やその家族が、「いつ自分たちに起こるのか」という不安の中で日々を過ごしています。
一方で、2022年の開戦時に志願した兵士たちは、当初は数ヶ月から1年ほどの任務を覚悟して入隊しましたが、4年が経過した今もなお戦い続けています。人員不足のため帰還も叶わず、肉体的・精神的に極限の状態に置かれています。そして、この状況がいつまで続くのか分からないという将来への不安が、国全体を覆っています。
そして、日々、戦没兵士の家族、戦場行方不明兵士の家族の数も増え続けています。
ロシアがその侵略をやめ、軍隊を自国に戻し、ウクライナの兵士たちも、ロシアの兵士たちも、自分たちの家に無事に帰ることができる日が一日も早く来ることを切に祈っています。
このウクライナの状況を忘れることなく、祈りに覚え続けてくださっているみなさまに心から感謝をしています。
4月8日(水)、私たちはポサド・ポクロフスケ教会を訪問し、支援を届けました(同地はヘルソンの西約30kmに位置する村です)。水曜集会で、イエス・キリストの復活の意味について説教させていただきました(正教会暦では今年の復活祭は4月12日でした)。
2022年に激しく破壊されたこの村に教会堂が建てられ、約70人の人々が集まり、熱心にみことばに耳を傾ける姿を見て、主の恵みの力を深く覚えました。また、この会堂建築のために献げられた皆さまの尊いご支援にも、心から感謝いたします。
4月12日(日)には、私たちの教会でイースター礼拝を行い、約90人が集いました。戦没兵士のご家族も数組参加され、勇貴がイエス・キリストの復活と希望についてメッセージを語りました。
4月13日〜14日には、勇貴とともにウクライナ東部へ赴き、ある部隊を訪問しました。支援物資を届けるとともに、約25人の兵士たちに復活の希望を分かち合うことができました。
4月18日(土)には「戦没兵士のこどもたちの会」を行い、子どもたちとお母さんたちへの励ましの時間となり、感謝でした。
4月26日(日)午後には、戦没兵士のご家族(女性たち)のための集まりを予定しています。参加される方々との信頼関係がさらに深まり、キリストの愛を分かち合うことができるようお祈りください。
ウシンスキー大学での日本語教室も続けています。そこから「ユースの会」に集う学生たちも起こされています。そこから救われる魂が起こされるように、続けてお祈りください。
HOPEニコラエフも継続しています。
日曜礼拝では「赦しとは何か」をテーマに学びを続けています。赦しは慰めと励ましに満ちた真理である一方、私たちの内にある「赦せない心」と向き合うことも求められます。その中で、神の完全な正義と深い恵みが、妥協なく交わった場所が十字架であることを、改めて心に刻むことを願いつつ学んでいます。
5月10日(日)には母の日礼拝を予定しており、戦没兵士や行方不明兵士のご家族も招く予定です。この礼拝の上に主の特別な祝福があるようお祈りください。
水曜集会では引き続き『ローマ人への手紙』を学んでいます(現在は6〜8章)。福音の素晴らしさに改めて驚かされながら、「日々自分自身に福音を語り続ける」ことをテーマにしています。この戦時下にあっても、福音の力を実際に体験し、確信を深め、希望の光を輝かせる教会でありたいと願っています。
ウクライナのことを忘れることなく、祈り続け、支え続けてくださっているみなさまに本当に心から感謝しています。みなさまの上に主の祝福が豊かにありますように、心から祈っています。
船越真人・美貴
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