
能登半島地震発災直後から、NPO法人LOVE EAST(代表理事・天野真信)は、石川県羽咋郡志賀町(はくいぐん しかまち)の社会福祉協議会と連携し、がれき撤去や家財搬出、生活支援物資の配布など、被災者に寄り添う働きを続けてきた。天野氏は、自身が牧会する東京都日野市の単立ニューソングチャーチ東京のメンバーと共に、ほぼ毎週現地に足を運び、祈りと実践をもって支援を継続してきた。また、能登ヘルプとも協力し、現在は仮設住宅でのカフェ支援を通して、心のケアにも携わっている。
震災から2年が過ぎた今、この働きは新たな段階へと導かれている。天野氏らは、志賀町からの委託を受け、恵泉女学園名誉教授・小林幹夫氏の指導のもと、剪定(せんてい)などの管理を担うこととなった。敷地は東京ドーム約4個分、およそ19㌶に及ぶ。
現在、リンゴの剪定や管理作業を進めながら、正式な農地賃貸契約の準備を進めている。この取り組みは助成金の対象候補でもあり、助成の対象となれば、より本格的な再生が期待されている。
天野氏は、この事業を単なる農業ではなく、神の働きとして捉えている。「災害支援も農業も、私の中では宣教の一環です」と語り、新たに農業法人を立ち上げ、この地を「能登フルーツ天国」として用いていくビジョンを掲げる。
「これほどの土地が与えられているので、リンゴだけでなく、イチゴやブルーベリーなども試していきたい」。また、志賀町増穂地区にも約40㌃のブドウ園を借り受けている。
「果樹栽培は、適切に手入れをすれば毎年実を結ぶ働きであり、その姿は聖書の教えとも重なる。また、立ち作業が中心で、高齢者にも取り組みやすい。人口の半数近くが高齢者という志賀町において、もう一度、地域の人々が喜びをもって働き、集える場所をつくりたい」と天野氏は願っている・・・
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