YMCA 能登半島地震支援 1.5次避難所支え 長期支援も視野
日本YMCA同盟では、東日本大震災、熊本地震などの災害支援・避難所運営経験のある各地のYMCAのスタッフを現地に派遣している。内閣府の要請で、金沢市にある「いしかわ総合スポーツセンター」に開設された、支援が必要な人を優先的に避難させる「1.5次避難所」でアドバイザーを求められ、1月末までリレー方式でスタッフを送る。今後も長期支援を見越して富山県で保育園2園、学童など3施設を運営する富山YMCAが中心となり、金沢YMCA、全国YMCAが協力し、支援活動を展開。活動のために「能登半島地震YMCA緊急支援2024」を開始した。募金、詳細は日本YMCAホームページ(www.ymcajapan.org/)から。
7~9日に先遣隊スタッフを4人派遣。金沢YMCA、富山YMCAの会員職員の安否を確認し、七尾市と輪島市を視察した。その後1.5次避難所にスタッフを派遣し続けている。
東日本大震災、熊本地震の際に実施した、子どもたちのリフレッシュプログラムや学童保育、子育て広場そして保護者やシニア向けのホッと一息するカフェや健康体操など、の経験をもとに、継続的な支援を模索する。
七尾市に、ボランティアが宿泊できる支援拠点を設けることも検討している。七尾市、輪島市の教会も訪問した。「地域の教会とのネットワークも大事にしながら、教会を通した地域に喜ばれる働きをしていきたい」と話す。
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