3.11集会 〝山を越えた協力〟絶やさない 「3.11いわて教会ネットワーク」

「3.11いわて教会ネットワーク」は3月9日、第14回の3.11集会を開催した。当初予定していた会場の大船渡リアスホールは、大規模山林火災の避難所、対策活動拠点となったため、北上市の保守バプ・北上聖書バプテスト教会に変更して行った。 今年のテーマは「山脈を越えて」。ネットワーク代表の近藤愛哉氏(保守バプ・盛岡聖書バプテスト教会牧師)は、地理的分断を越えた交わりと協力を呼びかけた。集会では、県内の教会が事前に制作した教会紹介ビデオを上映。方言、都市間の距離、教会の数など、岩手にまつわるクイズ大会も行われた。

二重被害の爪痕生々しく 「ポンプのおかげで地域の人たちがお風呂に入れた」 能登半島地震

梶山直樹氏(ニュータウンカルバリーフェローシップ牧師)は、発災直後から物資支援を続けていた。ホテル海楽荘もその一つだった。「ここは9月の豪雨前も水がストップしたままだった。珠洲からの水道水ではなく、山の水を三つの建物に分けていた。トンネルも土砂崩れで埋まったままで、復旧が1年以上できていない状態。2、3日前、奥様に聞いたら、やっと電気が通ったと言っていた」 「お風呂を数千万円かけて直し、入浴再開の準備を進めていた矢先の豪雨災害だった」とも語る。「オーナーのご主人が泥水に巻き込まれた。松の木にしがみついた奥様が懸命に右手を差し伸ばしたが、あと10㎝及ばず、ご主人は流されていった。4日後、ご主人は近くの岸壁で遺体で発見された」