大阪から始まり、全国に広がった、イエス・キリストを信じるすべての人々に開かれた超教派の祈りの運動「朝祷会」。関東では1月17日、東京・渋谷区渋谷の青学会館で開かれた青山朝祷会が3,000回を迎えた。青山朝祷会は1960年にスタート。58年間、ほぼ毎週水曜日朝に行ってきた。
 第一部では、スポーツ宣教で奉仕する金鎮国さん(JECA・本郷台キリスト教会客員)の証しの後、元青山学院院長の山北宣久氏がイザヤ59章16節から「神が探すのは執り成す人」と題してメッセージ。「青山朝祷会の3,000回は、大きな祝福の数字。アメリカ人宣教師のE・M・バウンズは『祈りは死なない。祈った人が世を去った後にも、その祈りはあとに残って 活動を続ける。祈りによって私たちは、後世まで子孫に尽くすことができる。祈りは人が後の代に残すことのできる最大の遺産である』と語っている。確かにあの人が祈り抜いていたことが、召されて5年後、10年後、叶えられる。先達の祈りによって今日あるのだということを教えられた。それゆえに、私たちは祈り続けることが大事だ。祈りによって後世の人々に尽くすことができる。その意味で、天と地を結ぶ3,000回だ」と語った。
 当日は、カトリックとプロテスタントの一致のため、世界の平和のため、朝祷会の祈りの輪が広がるように、平和憲法が守られるように、被災された人々のために、健康を害されている教職者、信徒のために、など祈りの課題を覚え、代表祈祷、一斉祈祷という形で祈り合った。
 大阪朝祷会は2014年10月12日に3,000回を迎えている。(2月4日号で詳細)