アーカイブ: 神学・牧会
朝岡氏 牧師はいかに働くべきか 実体験から講演
長く、かつ豊かに主に仕えるために、牧師は何に気を配り、どのように働くべきか――。 「牧師の深呼吸~息の長い働きのために」と題された教職者対象のセミナーが2月25日、大阪クリスチャンセンター主催により、…
【書評】災禍に現れる「告白の事態」を見抜けるか 『災禍において改革された教会』
コロナ禍のただ中で粘り強く思索された〝災禍における教会の姿〟、そして〝改革され続ける教会の神学〟に関する珠玉の講演・対談集の誕生を、心から喜んでいます。 本書は、2021年6月から23年2月にかけて、…
東日本大震災 から14年 災害支援から日常の助け手に 伝道と社会奉仕の両輪で宣教
保守バプ・塩釜聖書バプテスト教会 フードバンクNPO「いのちのパン」 「いのちのパン」理事会の様子。教会で2月12日 東日本大震災から14年目を迎える。大災害は日常の中での…
対立の中における公共神学 イスラエル紛争で論稿・声明 解説・稲垣久和
稲垣氏 災害支援や福祉において、「公共神学」が注目されてきた。日本において公共神学の推進的役割を果たしている稲垣久和氏が、世界の公共神学の動向を伝える。特に昨年11月に刊行された国際雑誌「国際公共神学…
《神学・福音主義の再考》棄てるべきではない根本主義の遺産から学べること
Illustration by Tara Anand 近年、様々な形で福音主義の再考がなされてきた。その中で、20世紀後半に袂(たもと)を分かった根本主義(ファンダメンタリズム=原理主義とも訳される)…
《神学》福音主義の定義 「ローザンヌ誓約」多様性の一致
分断の時代――人々を二分するような対立が、世界各地で深刻化している。和解と一致を説くキリスト教も、例外ではない。そうしたなか、昨年50周年を迎え第4回世界宣教会議を韓国で開いたローザンヌ運動の原点「ロ…
【訃報】新約聖書の道徳観と格闘したリチャード・B・ヘイズ
Duke Divinity School / edits by Christianity Today 聖書の統一性と倫理に注目した新約聖書学者で、「北東アジア和解クリスチャン・フォーラム…
新連載 戦後80年記念【教会の土台を〝共に〟考える】 山口陽一 小川真
戦後80年となる。世代交代が進み、戦中、揺さぶられた教会の歴史を考える機会が減っているかもしれない。本連載では、日本キリスト教史を専門とする山口氏が戦中の教会を考える上での重要テーマを解説し、次世代の…
【書評】「父」との対話、やさしい神学と実践で 評・飯田岳 『三位一体の神と語らう 祈りの作法』
本書は祈りについての本である。全編が平易な日本語で読みやすく、信仰の年限に関わらず対象を広く設定しているが、それにも関わらず込められている神学思想には奥行きがある。 著者が神学校で講じた…
学び合う一つの身体 ローザンヌ世界宣教会議からの共同の旅⑤
第四回ローザンヌ世界宣教会議(9月22~28日)を終え、日本関係参加者に注目点や今後への思いを聞く。前回(11月24日号)に引き続き、10月25日にオンラインで開かれた日本YLGenオンライン集会(同…