アーカイブ: レビュー

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《神学/性的少数者と聖書》LGBTQという性のあり方を聖書から肯定する

書評 久保木 聡 性的マイノリティ(少数者)のクリスチャンが、「同性愛は罪」とする教会の伝統的な解釈に苦しんでいる。同性との性行為や同性婚を肯定するか否定するかは、従来リベラル対保守の図式で捉えられが…
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レビュー

映画「アイミタガイ」――あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい

子どものころ両親の離婚がトラウマになり結婚願望を持てない梓(黒木 華)。(C)2024「アイミタガイ」製作委員会 主人公・秋村 梓(黒木 華)と恋人・小山澄人(中村 蒼)、父方の祖母・綾子(風吹ジュン…
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レビュー

映画「私は憎まない~平和と人間の尊厳を追求するガザ出身医師の誓い~」

ガザとイスラエルの病院で働き、憎しみを超えて和解の架け橋めざすイゼルディン・アブラエーシュ医師(C)Famille Abuelaish ユダヤ教の祝日に当たる2023年10月7日早朝、バレスチナのガザ…
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【レビュー】『キリスト教会2000年』『増補改訂版 日本キリスト教宣教史』『アメリカ聖公会の歴史』『カナダ合同教会 日本での百年』

教理史の専門家である著者が、各世紀を物語のように生き生きと語る。『キリスト教会2000年 世紀別に見る教会のイメージ』(丸山忠孝著、いのちのことば社、2千90円税込、四六判)は教会史の中で「弱さが強さ…
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インタビュー

インタビュー:カン・ジェギュ監督_果たせなかった夢を追い続けた映画「ボストン1947」

カン・ジェギュ監督:1996年に「銀杏(いちょう)のベッド」で映画監督デビュー。以後、公開当時630万人の観客を動員し日本に韓流ブームの契機となった「シュリ」(99年)や、1000万人観客動員の「ブラ…
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『語らいと祈り』『バリ山行』『アフリカ哲学全史』

依存症の回復のプログラムとして知られる「12ステップ」。それを霊的成長のために再構成したプログラムを『語らいと祈り 信仰の12ステップに取り組んだ人々の物語』(松下景子著、ヨベル、千650円税込、四六…
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【書評】信仰と心理臨床の統合された言葉 『聴くことからはじまる』 評・藤掛明

  グリーフケアという言葉は、いったい日本の社会でどこまで知られるようになったのか。 一般にグリーフは「悲嘆」と訳され、その典型は大切な人と死別した悲しみをさす。また広くは喪失全般もグリーフ…
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8・15特集 【書評】戦争のその先にある平和の希望 聖書全体の中で読む 『聖書と戦争』 評・岩田三枝子

  本書は、英語の原書が1978年に出版され、日本語訳は90年に出版、その後2回の増刷の後に3回目の改訂版、そして今回さらなる改訂版として復刊されたものである。原書の出版から45年以上が経つ…
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『平和と和解の継承―関田寛雄先生・雨宮剛先生 追悼記念集』発行 捕虜追悼説教や弔辞、教え子ら寄稿も

  神奈川県横浜市にある「英連邦戦死者墓地」では、毎年8月第一土曜日に、「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」が行われている。今年の第30回にあわせ、同礼拝実行委員会は文集『平和と和解の継承―関田寛雄先…
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