アーカイブ: レビュー

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【レビュー】『カール・バルト入門』『悲しみに壊れた心はどこへ行くの? 』『驚くべき人間のからだ』『クィア神学入門』『サーバント・リーダーシップの原則』『ローマの道化師』

  神と人、何より神からの「和解」をバルトは強調する。「和解論」を中心とする『カール・バルト入門 21世紀に和解を語る神学』(上田光正著、日本キリスト教団出版局、2千640円税込、A5判)が…
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【書評】「和解」の概念は聖書において自明なのか 『聖書における和解の思想』評・山口希生

本書には7人の研究者による聖書的な「和解」についての研究の成果が収められていますが、実は「和解」は聖書において頻繁に登場するテーマではありません。 藤田潤一郎氏は「旧約聖書正典の本文には和解を含意する…
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《神学》「同性愛と聖書解釈」 LGBTQ+ 異なる立場の対話 書評・朝岡 勝

『「同性愛」二つの見解 聖書解釈をめぐる対論』 ウィリアム・ローダー、メーガン・K・デフランザ、ウェスレー・ヒル、スティーブン・H・ホームズ 寄稿 プレストン・M・スプリンクル、スタンレー・N・ガンド…
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受難と復活 多視点で味わう 『ハッピー・イースター・トゥ・ユー!2』

『ハッピー・イースター・トゥ・ユー!2』 岸本大樹、光野幸恵、一場茉莉子、齋藤五十三、吉村和記、千田俊昭、平田裕介、小平牧生著 いのちのことば社、A5判、550円税込 近年、教会外でも少しずつ認知され…
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映画「光る川」―― 日本的自然観と霊性の視座から創造秩序と人間性回帰を問う

‟青い淵”の畔にたつお葉(華村あすか) (C)長良川スタンドバイミーの会 2011年3月11日の東日本大震災から太平洋沿岸の東北各地を襲った大津波。また、2024年1月1日に起きた能登半島沖大地震から…
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【書評】災禍に現れる「告白の事態」を見抜けるか 『災禍において改革された教会』

コロナ禍のただ中で粘り強く思索された〝災禍における教会の姿〟、そして〝改革され続ける教会の神学〟に関する珠玉の講演・対談集の誕生を、心から喜んでいます。 本書は、2021年6月から23年2月にかけて、…
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映画「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」――ボブ・ディラン 若き日の葛藤と成長を詠う音楽映画

'60年代のニューヨーク、アメリカ社会見つめ問い続けたボブ・デュラン (C)2024 Searchlight Pictures. 「風に吹かれて」「時代は変わる」などでフォークソングを革新し、フォーク…
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