【レビュー】『西のカカシ』『クリスマス小品集2 恋人たちの夜明け』
『西のカカシ』(柳川茂著、河井ノア絵、いのちのことば社・フォレストブックス、2千420円税込、A4判変)は農夫ファーマーさんシリーズの第三弾。役に立つカカシはほめられ、役に立たないカカシは燃やされる。主人公チャリティーは、畑の真の所有者ファーマーさんと出会う。様々な事件が展開するが、最後に「愛(チャリティー)がなければ」のメッセージが響く。
『クリスマス小品集2 恋人たちの夜明け』(及川信著、ヨベル、千540円税込、四六判)は、初代教会から19世紀まで、西はスぺイン、東はアラスカ(日本宣教の直前)までのキリスト教伝承をもとに、著者が「心象風景をできるかぎり立体的」に描いた創作集。被造物全体が神を賛美する描写が鮮やかだ。多様な民族、階層の人々が登場し、サンタやツリーなどの新解釈とともに、祈り、聖歌、仕事などの信仰的態度を考えられる。
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