豪雨1か月の広島呉、安芸津を訪ね
8日、記者はキリスト教会・広島災害対策室(広キ災)、キリスト教会・呉ボランティセンターの支援活動に同行した。
この日、センター開始最大の60人以上が活動。各団体のリーダーがインマヌエル呉キリスト教会(内山忠信牧師)で朝ミーティングに集った。
インマヌエル、日本基督教団、救世軍のそれぞれの牧師が、賛美、オリエンテーション、祈りを担当し、励ました。
午前は東広島市の日本福音宣教団・安芸津キリスト教会を訪問。山肌のあちこちに土砂崩れの後が目立った。
同教会では、当初隣接する川の氾濫による流出は免れ、礼拝を続けていた。だが床下に土砂の流出が明らかになり支援活動が始まった。
午後は同ボランティア・センターが中心的に支援する天応地区を訪ねた。
市民センター前にある100メートルほどの水路の泥出しを実施。
水路を埋める泥をかき出し、袋に詰めてトラックに積み運び出す。炎天下の中、随時休憩しながら作業が進んだ。
近隣福祉施設長でもある救世軍小隊長の吉田有さんや広キ災室長の北野献慈さんが地域を回ると、住民や自治会長、社協の担当者らが声をかけ、様々な支援の課題を新たに共有する光景があった。
炎天下の中、随時休憩しながら作業が進んだ。
呉の教会ボランティアセンターは10日で閉じるが、引き続き支援の各プロジェクトはニーズがあり続く見込みだ。
献金およびボランティア参加はウェブサイトかフェイスブックの「キリスト教会・広島災害対策室」を参照。
詳しくは次号以降で。
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