2015年07月05日号 2面

【CJC=東京】銃乱射で9人が射殺される事件が起きた米南部サウスカロライナ州チャールストンの『エマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会』で6月21日、事件後で最初の聖日礼拝が行われた。  ノーベル・ゴフ牧師は「善良な市民が立ち上がることが、悪を制圧する唯一の方法だ」と訴え、公平で安全な社会を実現していく必要性を訴えた。共同通信が報じた。

同日早朝には礼拝に参加するため数千人が教会の前に並んだ。全米の約100以上の教会が同日に一斉に追悼の鐘を鳴らした。

事件は17日夜に発生。礼拝中の9人が死亡、1人が重傷を負った。8人がその場で即死、2人が病院に搬送後に死亡した。当時教会内には犯人を除き12人がいたと見られ、3人は無事だった。

主任牧師で連邦上院議員のクレメンタ・ピンクニー氏とその姉妹も犠牲になった。ピンクニー氏は13歳で牧師となることを決意。18歳で初めて牧師となった。

同教会は1816年に創設された。創設者の1人、デンマーク・ビーゼーは22年、奴隷制度に苦しむ黒人らによる暴動を計画したが事前に発覚、処刑されたことで知られる。教会は34年から南北戦争終結後の65年まで非合法化された。現在の教会の建物は1891年に建てられ、連邦政府から「歴史的建造物」に認定されている。

公民権運動の黒人指導者、故マーティン・ルーサー・キング牧師が演説したこともある。