津波被害に遭った北茨城市の牧師、旅館の女将証言 第6回東日本宣教ネットワーク
福島県いわき市のすぐ南にある県境の茨城県北茨城市は、東日本大震災による津波被害が大きかったにも関わらず、これまでほとんどメディアに取り上げられることはなかった。「見捨てられた市だね」と市民は互いに語っていたと言う。宮城県仙台市青葉区の仙台バプテスト神学校で9月29日に開かれた「第6回東日本宣教ネットワーク」では、その北茨城市にある同盟基督・磯原キリスト福音教会から、透析治療を受けながら牧会を続ける生亀俊一牧師、同教会信徒で津波被害に遭った旅館「としまや月浜の湯」女将の渡辺十九夜さんが証言。被災当時を振り返ると共に、旅館再建に至る苦労の道のりを証しした。 【中田 朗】