[CSD]2007年9月30日《ヘッドライン》

[CSD]2007年9月30日《ヘッドライン》
 = 1面 ニュース=
★ヒルマン監督日本ハム退団の真相は?——「仕事より神様、家族が大事」
◎米国国務省:「特に懸念される国」8カ国を公表

 = 2 面 ニュース =
★宣教課題整理は協力から——第2回JEA宣教フォーラム
★「人作りは神のわざ」——九州宣教協力会フォーラムで近藤勝彦氏
◎「若者主導で日本にリバイバルを」——JRG主催の全国集会大阪で開催
◎家庭の問題抱える子どもが増加——子どもたちのための祈祷会
★<落ち穂>中国宣教200年と日本

 = 3 面 教界ニュース =
★<戦争を知らないあなたへ>[6]生徒も教師も傷を負った——古川 ツヤさん
★インドネシア:スマトラ島南部に巨大地震——沿岸部の被害深刻
★<オピニオン>イエスに勝る彼氏の愛? 男女交際事前指導のススメ 記・水谷 潔


 = 4 面 ビジネスパーソン=
★失敗は信仰へのステップ——加藤 哲夫さん[上](カナン建物[株]代表取締役)
★<ゴールデンルール>[20]商品より大切な「態度と行動」 記・田上(たのうえ)昌賢

 = 5 面 牧会/神学/社会=
★「自立と連帯」の課題探る——第8回地方伝道を考えるシンポジウム[3]
★米国:ヒトゲノム計画主唱者は有神論者
★<精神障害と教会>[12]「共感」が救う孤独感 記・向谷地 生良

 = 6・7 面 読書特集=
★<書評>『聖書 知れば知るほど』守部喜雅監修・執筆(実業之日本社、1,575円税込)評・岸 義紘
★<書評>『刑場に消ゆ』矢貫 隆著(文藝春秋、1,700円税込)
★<書評>『私たちの幸せな時間』孔 枝泳著(新潮社、1,995円税込)
★<書評>『ダビデ王の戦い 上・下』中出 繁著(アミ立舎、2,500円税込)
★<書評>『死をおそれないで生きる』細井 順著(フォレストブックス、1,050円税込)
★<書評>『ルカによる福音書 講解』尾山令仁著(羊群社、5,500円税込)

 = 8 面 全面広告=
☆第22回東京・聖化大会 10月14日(日)—16日(火)淀橋教会
☆第20回東海聖化大会 10月18日(木)イムマヌエル名古屋教会
☆第52回大阪・ジョン・ウェスレーに学ぶ会 10月19日(金)大阪桃谷教会
☆第8回岡山聖化大会 10月21日(日)日本イエス・岡南教会
☆第18回九州聖化大会 10月23日(火)基督兄弟団福岡教会

 = 9 面 情報=
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★BOOK:『「あなたらしさ」をつかんで生かす』ジョン・ビョンウク著(小牧者出版、1,260円税込)
★CD:「Be Myself」山本香織(RE PRODUCTION,1,500円税込)
★BOOK:『ミサの花束』森 ミサ著(文芸社ビジュアルアート、735円税込)
★REVIEW:『初めに、神が』遠藤嘉信著(いのちのことば社、1,365円税込)評・波多 康

 = 10 面 関西だより =
★「御教え」盾に逝った兵士——戦場の聖書が伝える反戦
★召しに応えて次の50年へ——神戸ルーテル神学校創立50周年
★秋のイベント情報

 = 11 面 クリスチャンライフ =
★和紙で描く聖書の世界——5集30葉の絵葉書シリーズを製作中の藤井克之さん
★日本語聖書で広がる福音——新改訳聖書500冊をブラジルに

 = 12 面 ひと=
★「神様のもとで歌うこと」が夢——ゴスペルシンガー・山本香織さん

 = ?—? 面 カラー別刷り=
★英語礼拝・集会ガイド
クリスチャン情報ブックに寄せられた全国の英語礼拝・集会の教会を地域別に掲載

◎米国国務省:「特に懸念される国」8カ国を公表=0709300102

 【CJC=東京】米国務省は9月14日に発表した「世界各国の宗教の自由に関する2007年版年次報告書」で、中国や北朝鮮など8か国を「特に懸念される国」と指定した。
 中国の状況に関しては、来年の北京五輪を控え、当局が今年春から教会活動の締め付け強化に乗り出し、これまでに外国人宣教師ら100人以上を国外追放したとの情報があると指摘した。
 時事通信によると、国務省で宗教の自由を担当しているハンフォード大使は報告書公表に合わせて記者会見し、中国当局が「教会弾圧」に着手した理由として、北京五輪を前にした各種抗議行動を封じ込める狙いがあるとの見方が支配的だと述べた。

◎「若者主導で日本にリバイバルを」−−JRG主催の全国集会大阪で開催=0709300203

 「日本のリバイバルのため共に立ち上がろう」とのビジョンが与えられた北海道と沖縄の10、20代のクリスチャン青年が呼びかけ、日本全国のクリスチャン青年がそれに呼応し昨年12月発足した「列島縦断型」の超教派ユース・ネットワーク「ジャパン・リバイバル・ジェネレーション(JRG)」。JRGは10月5日から7日まで、「日本を救いたい! だからキリスト一本」をテーマに、日本全国の若者を対象にした若者主導の全国集会「IPPON」を、大阪府守口市京阪本通の守口市民会館で開催する。
 JRGは06年9月、シンガポール・アジア宣教ユースミニストリー「ヒストリーメーカー」を招いて沖縄で開かれた「ヒストリーメーカージャパン2006」で、共に賛美をささげた北海道と沖縄の超教派ユースグループ「グローイング・アップ」、「ファイヤー・タイフーン・インターナショナル」のメンバーらが「日本列島を北と南から挟み込んでリバイバルの風を起こそう」とのビジョンを共有。そのビジョンに関西のユースパスター、ユースリーダーらも呼応し、さらに日本全国の若者らも応答。沖縄、北海道、関西を中心に日本全国の若者が一致してJRGを立ち上げた。
 初の全国集会となる「IPPON」のテーマ聖句は「私たちはぜひとも、上っていって、そこを占領しよう。必ずそれができるから」(民数記13・30)。目的は・日本の救いのため、日本中の若者が集結し主の勇士として立ち上がる、・皆が共に集い、励ましを受け、それぞれの場所へ遣わされていく、・自分に死に、聖霊に燃やされ力を受け、イエス・キリストだけが唯一の道であることをこの日本に宣言する。
 集会は特別講師を立てず、ユース(若者)による賛美と証を中心とした内容。交流会も行い、「今ユースに必要な働きの可能性を示したり、ミニストリー、地方(地域)で起こっているムーブメント」を紹介する。7日には、関西近郊で有志による路傍伝道を実施する。参加登録費千円、各集会で席上献金がある。
 JRG実行委員会は「これが単発のイベント開催に終わらず、10、20代を中心とする若者たちが主体的に教会の宣教と責任を担うと共に、教派を超えて諸教会の若者がリバイバルのため共に祈り励まし合い、主の業を行う器として用いられることを目指す」と語る。
 「IPPON」の問い合わせはTEL:078・612・5511、Eメールjrgippon@yahoo.co.jp、ホームページhttp://www.jrg.jp

◎家庭の問題抱える子どもが増加−−子どもたちのための祈祷会=0709300204

 第6回「子どもたちのための祈祷会」(全日本宣教祈祷運動主催)が9月10日、東京・千代田区のお茶の水クリスチャンセンターで開催された。当日は児童伝道団体や教会学校(CS)のスタッフ、牧師など、子どもの救いに重荷をもつ参加者が集い、共に課題を分かち合い祈りを合わせた。
   ◇
 祈祷会では、まず錦織寛氏(東京聖書学院教頭、ホーリネス・東京中央教会牧師)が「これからの子どもへの宣教と祈り」と題して語った。子どもたちに聖書の言葉を語る姿勢として「みことばは本来、子どもたちが変えられていくいのちの言葉。教師がみことばを伝えられないと、それはとても残念なこと。教師自身が、『みことばを語らずにいられない』と感じつつ語っていかなければ。最近では、家庭の事情を抱えた子どもたちが増えている。なんとかしてそういう子どもたちにみことばを伝えていきたい」と勧めた。また、「私たちは本当に子どもたちを愛せるだろうか」とも。「自分の子どもでさえ、受け入れられない時がある。『教会に来てくれれば、話をちゃんと聞いてくれたら受け入れてあげるよ』ではなく、そのままで『君のこと愛しているよ』と言えるだろうか。神様は、こんなに愛のない私たちでさえ『私の目にはあなたは高価で尊い』(イザヤ43・4)と言ってくださる。そして、私たちの教会や家族、周囲にいる、どんなに手に負えないような子どもでも『この子は高価で尊い』と言ってくださる。私たちは、この子たちに仕えていくのです」と語った。
 参加者同士の分かち合いの時には、それぞれが子どもとかかわる中で感じたことなどを報告。「子どもたちの抱える問題が家庭の事情と密接になってきている中で、教会はなかなか家庭の中にまで入っていくことができない」、「昔は、子どもたちを愛してさえいれば『いい先生』になれた。今は、親への対応、聖書をおもしろく語る必要性など、色々なことが求められるようになっている。子どもにみことばを伝えること、子どもを愛すること、この2つの原点を忘れないようにしたい」、「CSは、単に礼拝だけでなく、いっしょにご飯を食べるなど、子どもたちと共に過ごすことが大切では」、「教界の中で過疎化が起きている。特に地方の教会ではCSを続けていくこと自体が難しくなっている。そのために私たちは何ができるのか」など、それぞれの報告とともに様々な課題が挙げられた。祈りの時、参加者らは子どもたちの救いのため、地方の教会のため、子どもが少ない中、奮闘しているCS教師のためなど、熱心に祈り合った。