キリスト教作家、三浦綾子の作品と生涯を記念する北海道旭川市の三浦綾子記念文学館は、「終戦70年」を迎える今年、特別展示「三浦綾子の描いた戦争」を開催する。今回は三浦綾子作品の普及を目的に、初めて全国各地での巡回展示を企画し、開催地を募集している。展示パネルや展示資料を一式貸し出しする。スペースと長机などがあれば開催可能だ。

 内容と展示品は以下の通り。
 ①『銃口』展「筒先は国民に向けられた 勤勉な教師が警察に捕まる」。展示パネル計9枚(高さ900ミリ、幅600ミリ縲・800ミリ)、資料(複写):創作ノート ・新聞記事 ・関係者の手紙 ・文集・写真・書籍ほか。
 ②『母』展「三浦綾子が描いた多喜二の母 セキは現代に何を語るか」。展示パネル計8枚(高さ900ミリ、幅900ミリ縲・500ミリ)。資料(複写):創作ノート ・新聞記事 ・セキが多喜二の死を悲しんで書いた文・雑誌記事ほか。
 ほかにオプションとして、解説DVD、朗読用原稿(『母』)、配布用資料、書籍販売が別料金で利用できる。さらに講演会を企画する場合は、森下辰衛氏(三浦文学館特別研究員・全国三浦綾子読書会代表)ほか同文学館スタッフらの講師派遣(別料金)もできる。
 費用は1回5万円を基本とし、2週間の展示を1単位とする。展示物の搬送料は展示者側の負担。開催期間は今年4月1日から2016年3月31日まで。

問い合わせ先はTEL0166-69-2626 FAX0166-69-2611 E-mail gakugeiアットマークhyouten.com(小泉)URL http://www.hyouten.com

写真は展示パネルの例

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