「君は弁護士に向いていると思うよ」。東京大学法学部の学生だった頃、山下聖志さん(41)が、同じ高校・大学の先輩から言われたひと言だ。そのひと言で弁護士を志すようになったという山下さん。その後、司法試験に合格し、歴史があり名の通った柳田国際法律事務所の弁護士として活躍。主に会社を顧客とする企業法務の案件を担当してきた。そして、約14年ほどキャリアを積んだ後、昨年8月に独立。東京・千代田区平河町に山下総合法律事務所を設立した。祈りの中で示されたという設立理念は「人に平和、主に栄光」だ。(2月5,12日号で詳細)