「一瞬の出会いが永遠に思えた」日中45周年 李徳全シンポ「国交正常化前の秘められた歴史」明大日中課題研究所で
憎しみと緊張の走る世界に希望をもたらすか。
戦後日中の友好に一早く取り組んだ、李徳全の自伝『李徳全――日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』(日本僑報社、程麻、林振江著、石川 好監修)が日中45周年を記念として発売されている。
10月1日の明治大学日中課題研究所が発足にちなんでの開催となった。
あわせて日中45周年シンポジウム「国交正常化前の秘められた歴史 ―李徳全をめぐって―」東京・千代田区の明治大学で、10月7日開かれた。
著者代表の程麻氏(中国社会科学院教授)が講演。パネルディスカッションとして、渡辺満子(フリープロデューサー)、林振江(明治大学学長特任補佐)、加藤徹(明治大学法学部教授)、石子順(漫画評論家)の各氏が語った。
李徳全来日の思い出、民間の日中友好の意義ほか、映画監督からは映画化への意欲も語られた。
会場からは中国残留と帰国の経験、日本で引き揚げを支援した経験などを語る来場者もおり、李徳全の業績に感謝した。
[掲載予定]
○日中友好45年 中国クリスチャン政治家 李徳全の伝記刊行 BC級戦犯日本返還に貢献2017年7月18日
8 15特集 国境 分断超えて− 和解の福音を生きる
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