歴史の地に根ざす祈りと平安の場 天理伝道に躍進 JEC・山の辺キリスト教会
1998年から奈良県天理市で開拓伝道を進めてきた山の辺クリスチャンセンターが、今年4月から日本福音教会(JEC)の独立教会、JEC・山の辺キリスト教会としてスタートした。天理市に隣接する桜井市に居を定め、さらに隣接の宇陀市も視野に入れた宣教を展開している。
牧師の柴原佳高氏は、天理教の本拠地天理市で、市を巻き込んでゴスペルコンサートを開いてきたチャレンジャーだ。98年のクリスマスの子ども集会を皮切りに、2000年には「マーチ・フォー・ジーザス・イン・天理」を開催。旗やプラカードを持って、他教会の教職や信徒たちと協力してキリストをアピールして歩いた。その年の10月にはシカゴのゴスペルクワイヤを迎えて「第1回山の辺ゴスペルフェスティバル」を開いた。天理市民会館が満席になる盛況だった。後年天理駅前広場での開催を機に、天理市の後援を得ることができた。今年6月の第17回フェスも市と共催で開催、天理市公認の恒例イベントとして根付いている。(10月22日号で詳細)