11月8日号紙面:スモールグループが日本宣教の鍵 スモールグループ・セミナー
聖書同盟、聖書を読む会、日本ウイクリフ聖書協会が協力 スモールグループが日本宣教の鍵 スモールグループ・セミナー
「スモールグループ・セミナー」が10月10日、Zoomによるオンラインで開催された。松丸嘉也(日本ウィクリフ聖書翻訳協会総主事)、福田崇(日本ウィクリフ宣教師、聖書同盟理事、聖書を読む会理事)、嶋田博考(聖書同盟総主事兼中学生聖書クラブ協力会〔CSK〕主事)、水口功(東京FM・桜ヶ丘キリスト教会主任牧師、聖書を読む会理事長)の各氏が講演した。
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同セミナーは、聖書を読む会、聖書同盟、日本ウィクリフ聖書翻訳協会の3団体が協力。「今後の日本宣教の鍵となるのがスモールグループではないか」との見解で一致し、今回の企画を立て準備を進めてきた。当初はお茶の水クリスチャン・センターで開催の予定だったが、新型コロナウイルス感染防止を考慮し、オンラインでの開催となった。
松丸氏は「翻訳聖書を通して語る神」と題し、「なぜ聖書は翻訳されなければならないのか」について講演。「神様は、人を動かす言葉の持つ力を大切にしておられる。福音のメッセージを伝えるために『文字』化、『言語』化という方法を取られたとも言える。あらゆる時代、すべての人に救いのメッセージが届けられるために、神様はそれぞれの母語も大切にしておられる。母語で聖書から受けた恵みを分かち合うことで、さらに祝福を深めることができるのではないか」と語った。